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ラブカルチャースクール 3
第13章 I Lesson 3回目
「あ……あぁぁ……」

クニミツが漏らす声が、妙に色っぽい――――。

我慢しているせいもあるからだろうけど、切なさも混じって艶っぽさを感じる。

普段だったら自分がいつも喘がされているのに、今日はその逆だ。

ど、どうしよう……
ちょっと楽しくなって来たかも。

早くイカせてあげたいけど、もうちょっと喘がせてみたくなったりもした。

これって男性心理なのかしら?
それとも自分にもSっ気があったのかな?

回す指を粘膜に強めに押し付けて、ゆっくりと扱いていく。

「あうっ! やめっ……うわぁぁぁ――――!!」

クニミツはまるで、崖にでも落ちて行くかのように喉の奥から絶叫して……

「あぁっ!! ……う……ぅぅ……」

――――果てた。

力尽きたのか、クニミツは顔を埋めたままピクリとも動かない。

「クニミツさん?」

張っていた肩は力なく項垂れ、指をガッツリと咥えていたアナルも緩んでいた。

『逝った』な――――。

目的を果たし終わった私は、クニミツのお尻に指を突っ込んだまま目を細めて遠くを見やる。

「クニミツさぁん、指抜きますね~」

耳元に囁き掛けてからゆっくりと指を撤収し始めると

「うっ!」

小さく呻いて、身体を震わせた。

引き抜く時の腸膜への摩擦の刺激か、排泄感に襲われたのだろう。

そして――――

チュッポン!

指は穴倉から軽快な音を立てて引き抜かれた。

「抜けましたよ~。痛くないですか?」

優しく声を掛けてみたけど、クニミツは股間を押さえたまま固まっている。

う~ん……かなり凹んだかしら?

「クニミツさぁん」

クニミツの顔をみようと、背の反対側に回り込もうとしたら――――

「ふっ……うぅぅ……」

嗚咽が聞こえてきた。

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