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ラブカルチャースクール 3
第13章 I Lesson 3回目
泣いてるぅぅぅ――――!!
本当に泣いてしまった!

「クニミツさん……大丈夫ですよ~」

「うっ……うぅ……でも……」

何に対しての涙だろう?
射精してしまったことだろうか、私にアナルでイカされたことだろうか?

「えっと、射精してしまったのは、私がお尻を触ったからと言っておけば大丈夫だと思いますよ」

「くっ……いえ……そういうわっけにぃ、ひっく……」

あぁ……
これはかなり重症だ。

ただでさえ元カノのトラウマがあるのに、これで女性不信になってしまわないだろうか?

「クニミツさん、ごめんなさい……我慢しているのも良くないと思ったから」

「ひっ……コトミさんの……せいじゃないでっす……自分が不甲斐なくて……」

うわぁぁぁ~。
めっちゃ自虐的になっている!!

「いやぁ……でも、クニミツさん頑張っていましたよ! ちょっと真面目だっただけですよ!」

「う……でも……意地を張ったのが……こんな結果に……」

何だ、自分でも解っているんだ!

こんな状況だけど、自己分析できるクニミツが凄いと思った。

それがレッスン中に活かされて欲しかったけどね――――。

「まぁ、今回は初めてで緊張されていましたし、イレギュラーなことだったので、次回のレッスンの教訓にお互いしませんか?」

思い付く限りの精一杯を伝えると、クニミツの頭が柳の枝のようにユラリと揺れて――――

「うっ……うぅぅぅぅ……」

再びマットに顔を埋めて泣き伏してしまった。

「はぁ……」

私はクニミツに聞こえない程度の溜息を漏らすと、ローブを羽織り、枕元にそっと手を伸ばしたのだった。

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