この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 3
第13章 I Lesson 3回目

カチャ――
「お待たせしました……」
なるべく待たせないように急いで着替えたつもりだが、クニミツもスーツ姿になっている。
おぉぉぉっ!!
カミジョウさんマジック!?
もうクニミツを蘇生させたんだ!
「クニミツさん、もう大丈夫?」
嬉しくなって笑顔で駆け寄ると――――
「はぁい……まぁ……」
「あ……」
まだ口から半分、エクトプラズムが出ているみたいだ。
頭が少し傾いて、目が虚ろになっている。
「あの……」
こんな半抜け殻みたいな状態でどうしたものかと、カミジョウさんを見やる。
「あぁ、ちょっと脱力しちゃっているだけだよ。直ぐに元に戻るから気にしないで平気だから。あとでまたコトミさんの報告はヤナセから聞かせて貰うね」
親しみやすい口調と笑顔で穏やかにカミジョウさんに言われると、きっと大丈夫だと心底思ってしまう。
「はい、分かりました」
あぁ~何だろうこの安心感。
良かった……カミジョウさんに任せておけば、クニミツもちゃんと元通りになるだろう。
「すみません……私やり過ぎちゃいましたよね?」
クニミツを楽にさせようとしたとはいえ、強行突破したことを反省しつつ肩を窄めて縮こまる。
「あ~。中々、面白い発想だったんじゃないかな? 今までの女性講師でお尻を攻めてイカせたなんて自分が講師になってから初耳だし」
「初耳っ!?」
講師歴が長そうなカミジョウさんにそう言われて、要らぬ『ラブカルレジェンド』作ってしまったことに、サーッと血の気が引いていくような気分になった。
「お待たせしました……」
なるべく待たせないように急いで着替えたつもりだが、クニミツもスーツ姿になっている。
おぉぉぉっ!!
カミジョウさんマジック!?
もうクニミツを蘇生させたんだ!
「クニミツさん、もう大丈夫?」
嬉しくなって笑顔で駆け寄ると――――
「はぁい……まぁ……」
「あ……」
まだ口から半分、エクトプラズムが出ているみたいだ。
頭が少し傾いて、目が虚ろになっている。
「あの……」
こんな半抜け殻みたいな状態でどうしたものかと、カミジョウさんを見やる。
「あぁ、ちょっと脱力しちゃっているだけだよ。直ぐに元に戻るから気にしないで平気だから。あとでまたコトミさんの報告はヤナセから聞かせて貰うね」
親しみやすい口調と笑顔で穏やかにカミジョウさんに言われると、きっと大丈夫だと心底思ってしまう。
「はい、分かりました」
あぁ~何だろうこの安心感。
良かった……カミジョウさんに任せておけば、クニミツもちゃんと元通りになるだろう。
「すみません……私やり過ぎちゃいましたよね?」
クニミツを楽にさせようとしたとはいえ、強行突破したことを反省しつつ肩を窄めて縮こまる。
「あ~。中々、面白い発想だったんじゃないかな? 今までの女性講師でお尻を攻めてイカせたなんて自分が講師になってから初耳だし」
「初耳っ!?」
講師歴が長そうなカミジョウさんにそう言われて、要らぬ『ラブカルレジェンド』作ってしまったことに、サーッと血の気が引いていくような気分になった。

