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ラブカルチャースクール 3
第13章 I Lesson 3回目

必死だったとはいえ、やはりやり過ぎだったか――――!?
口を開けてフリージングチワワになりかける。
そんな私にカミジョウさんは、屈んで目線を合わせてきて
「前回といい立て続けに大変な思いさせちゃって、悪かったね。よくよく言っておくから、次回も懲りずに宜しくお願い出来るかな……」
凄く――凄く優しく穏やかに微笑み掛けきた。
キャウ~ン!
何て懐が広い御方なんだぁぁぁ――――!
カミジョウさんのオーラが余りにも常春で、懐いてしまいたくなった。
「はい、次は無難に終わるように頑張ります!」
「ははは! 心強いね。流石、ヤナセの教え子だ」
きっと凄いカリスマ講師なのに、自然とリラックスさせてくれるカミジョウさんの空気感は、理屈抜きで感動すら湧き上がる。
「じゃぁ、教室に戻ろうか。僕はクニミツくんを連れて行かないといけないけど、コトミさん一人でも大丈夫かな?」
明かにまだ魂が抜けかけているクニミツを優先して貰って構わないのに、カミジョウさんは申し訳なさそうに言ってきた。
「私は全然、大丈夫です」
「そう、ありがとうね。疲れているだろうから、足元に気を付けて戻って」
「はい、ありがとうございます!」
カミジョウさんは最後にまた常春スマイルを残し、身体が傾いているクニミツの背中を押してあげながら教室を出て行った。
「はぁぁ……終わった……」
ちょっとイレギュラーだったけど取り敢えず二人目のレッスンが終了したことに、ホッと一息吐く。
そして自分も教室を出ようとした瞬間――――
「えっ! きゃんっ!」
脚がよろめいて、つま先が床に突っかかり、前のめりに壁に向かって飛び込みそうになった。
カミジョウさん――――予言的中!?
口を開けてフリージングチワワになりかける。
そんな私にカミジョウさんは、屈んで目線を合わせてきて
「前回といい立て続けに大変な思いさせちゃって、悪かったね。よくよく言っておくから、次回も懲りずに宜しくお願い出来るかな……」
凄く――凄く優しく穏やかに微笑み掛けきた。
キャウ~ン!
何て懐が広い御方なんだぁぁぁ――――!
カミジョウさんのオーラが余りにも常春で、懐いてしまいたくなった。
「はい、次は無難に終わるように頑張ります!」
「ははは! 心強いね。流石、ヤナセの教え子だ」
きっと凄いカリスマ講師なのに、自然とリラックスさせてくれるカミジョウさんの空気感は、理屈抜きで感動すら湧き上がる。
「じゃぁ、教室に戻ろうか。僕はクニミツくんを連れて行かないといけないけど、コトミさん一人でも大丈夫かな?」
明かにまだ魂が抜けかけているクニミツを優先して貰って構わないのに、カミジョウさんは申し訳なさそうに言ってきた。
「私は全然、大丈夫です」
「そう、ありがとうね。疲れているだろうから、足元に気を付けて戻って」
「はい、ありがとうございます!」
カミジョウさんは最後にまた常春スマイルを残し、身体が傾いているクニミツの背中を押してあげながら教室を出て行った。
「はぁぁ……終わった……」
ちょっとイレギュラーだったけど取り敢えず二人目のレッスンが終了したことに、ホッと一息吐く。
そして自分も教室を出ようとした瞬間――――
「えっ! きゃんっ!」
脚がよろめいて、つま先が床に突っかかり、前のめりに壁に向かって飛び込みそうになった。
カミジョウさん――――予言的中!?

