この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 3
第13章 I Lesson 3回目
「わっ!」

「いきなり……立たれない方が宜しいかと思います」

「はい……ありがとうございます」

私が立ちくらみしないように、敢えて至近距離に寄って来たことが分かった。

どこまでもスマートなヤナセの行動には、感動で胸が打ち震えてくる。

座ったままヤナセを見上げると、下から見上げるアングルも美しい。

神々しいヤナセ像が立っているみたいで、思わず手を合わせそうになってしまう。

ヤナセは目を少し伏せて、腕時計を確認する。

「もうそろそろ……皆さん戻って来るかと」

「はい。えっと報告は……」

今日もクニミツの射精に至るまでの経緯を伝えるから、長くなりそうだ。

また私が最後かなぁ~。

仕方ないけど、忙しいヤナセの手間を増やしてばかりで、申し訳なさが半端ない。

「クス……後程、順番にお伺い致しますね」

「はい……私、やっぱり最後の方がいいですよね」

一応、聞いてみると――――

「そうですね……申し訳ありませんが、最後でも宜しいですか?」

予想通りだった。

問題あったから、最後って気がして仕方ない。

少し気落ちして肩を落としそうになったら、目の前に白い袋を差し出された。

「ヤナセさん、これ?」

「昨日お話していた……鉄剤です。今日からまた飲んで、様子見ましょう」

「え……もう用意して下さったんですか?」

昨日の今日なのに、流石ヤナセでも早過ぎやしませんか?

/961ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ