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ラブカルチャースクール 3
第14章 Lesson お忍び

ヤナセが立ち上がった。
「ヤナセさん?」
私が座ろうとしたタイミングで立ち上がるなんて……
はっ! また診察とかされちゃうの!?
そうなるとヤナセが付き合って欲しいっていったのは――――
『柳瀬メディカル』!?
傍に近寄ってくるヤナセに、悲壮感を顔に浮かべて見上げる。
「ヤナセさん……私、そんなに体調が悪いんでしょうか?」
心配気にそう言うとヤナセは一瞬動きを止め、口元に手を当てて横に顔を背けた。
ガァァァ――ン!!
そんなに悪いの!?
もしかしてしばらく研修も休めとか言われるのかも……
明日はリクの研修なのに、どうしたらいいんだろう。
ドラマの余命宣告シーンみたいなヤナセのリアクションに、私の思考は明後日の方まで突き進みだす。
「ヤナセさん……せめて明日の研修が終わるまでは、休みたくないんですけど」
三人目の新人講師――リクに興味があるとかじゃなく、女性講師として三人に平等に研修をして貰いたいと思ったのだ。
必死に訴える思いでヤナセを見詰めると――――
「クッ……クスクス……相変わらず琴海さんは、面白いですね」
楽しそうに肩を揺らして笑っている。
ガァァァ――ン!!
またやってしまったぁぁぁ――――!!
ヤナセのこのリアクションからすると、私の予想は大きく外れていたみたいだ。
良かったけど……毎度、恥ずかしいなぁ~。
目を細めて「とほほほ~」としていると、ヤナセは口元に当てていた手で前髪を軽く掻き上げる。
サラサラと絹糸のように流れ落ちるライトブラウンの髪が、綺麗な額を撫で上げる風情が何とも色っぽい。
「では琴海さん……お忍びに……参りましょうか」
「へ……『お忍び』?」
ヤナセは謎の言葉を囁いて、更に眩いばかりの微笑みを浮かべた。
「ヤナセさん?」
私が座ろうとしたタイミングで立ち上がるなんて……
はっ! また診察とかされちゃうの!?
そうなるとヤナセが付き合って欲しいっていったのは――――
『柳瀬メディカル』!?
傍に近寄ってくるヤナセに、悲壮感を顔に浮かべて見上げる。
「ヤナセさん……私、そんなに体調が悪いんでしょうか?」
心配気にそう言うとヤナセは一瞬動きを止め、口元に手を当てて横に顔を背けた。
ガァァァ――ン!!
そんなに悪いの!?
もしかしてしばらく研修も休めとか言われるのかも……
明日はリクの研修なのに、どうしたらいいんだろう。
ドラマの余命宣告シーンみたいなヤナセのリアクションに、私の思考は明後日の方まで突き進みだす。
「ヤナセさん……せめて明日の研修が終わるまでは、休みたくないんですけど」
三人目の新人講師――リクに興味があるとかじゃなく、女性講師として三人に平等に研修をして貰いたいと思ったのだ。
必死に訴える思いでヤナセを見詰めると――――
「クッ……クスクス……相変わらず琴海さんは、面白いですね」
楽しそうに肩を揺らして笑っている。
ガァァァ――ン!!
またやってしまったぁぁぁ――――!!
ヤナセのこのリアクションからすると、私の予想は大きく外れていたみたいだ。
良かったけど……毎度、恥ずかしいなぁ~。
目を細めて「とほほほ~」としていると、ヤナセは口元に当てていた手で前髪を軽く掻き上げる。
サラサラと絹糸のように流れ落ちるライトブラウンの髪が、綺麗な額を撫で上げる風情が何とも色っぽい。
「では琴海さん……お忍びに……参りましょうか」
「へ……『お忍び』?」
ヤナセは謎の言葉を囁いて、更に眩いばかりの微笑みを浮かべた。

