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ラブカルチャースクール 3
第14章 Lesson お忍び

「クニミツさんが……凄く辛そうにしていたので、一回出してしまった方が楽になると思ってしまったんです」
「はい……」
ヤナセはジッと私を見ながら相槌をうち、ホズミは隣でパンケーキを食べつつ聞き耳を立てている。
「最初は言葉で促したんですけど、どうにも頑なに拒否していて……収まるのを待とうかと思ったんですがそれも時間的に微妙だったので、出させようとしたんです」
「それで……前立腺を刺激されたんですね」
やはり――少しは状況が耳に入っているようだ。
カミジョウさんが、端的に報告しておいてくれたのであろう。
「はい……手で前を触るのも出来なくて、それしか思い浮かばなくて」
「あら、チワワちゃん結構大胆ね~」
「うっ……不味かったですかね?」
「いいんじゃない? 私でもきっとそうするわ~」
「姉さんでも?」
なんかちょっと、シャレにならない感じがしてしまうんですけど……。
「はい……今回の琴海さんの判断は、特に問題視することではないと思われます。クニミツにも……反省点として勉強になったかと……」
ヤナセは優しい声で、フォローしてくれた。
「それならいいんですけど……ただでさえ女性にトラウマがあるみたいなので、ちょっと心配で」
「ふぅん、そうなの。でも、甘いこと言ってらんないからね~」
「姉さん……」
ほっかむりに、ひょっとこまでしちゃう姉さんだけど、その奥にはラブカル講師としての毅然としたプライドを感じる。
トップクラスの四天王だからこそ、講師の厳しさを一番味わってきているかもしれない――――。
「はい……」
ヤナセはジッと私を見ながら相槌をうち、ホズミは隣でパンケーキを食べつつ聞き耳を立てている。
「最初は言葉で促したんですけど、どうにも頑なに拒否していて……収まるのを待とうかと思ったんですがそれも時間的に微妙だったので、出させようとしたんです」
「それで……前立腺を刺激されたんですね」
やはり――少しは状況が耳に入っているようだ。
カミジョウさんが、端的に報告しておいてくれたのであろう。
「はい……手で前を触るのも出来なくて、それしか思い浮かばなくて」
「あら、チワワちゃん結構大胆ね~」
「うっ……不味かったですかね?」
「いいんじゃない? 私でもきっとそうするわ~」
「姉さんでも?」
なんかちょっと、シャレにならない感じがしてしまうんですけど……。
「はい……今回の琴海さんの判断は、特に問題視することではないと思われます。クニミツにも……反省点として勉強になったかと……」
ヤナセは優しい声で、フォローしてくれた。
「それならいいんですけど……ただでさえ女性にトラウマがあるみたいなので、ちょっと心配で」
「ふぅん、そうなの。でも、甘いこと言ってらんないからね~」
「姉さん……」
ほっかむりに、ひょっとこまでしちゃう姉さんだけど、その奥にはラブカル講師としての毅然としたプライドを感じる。
トップクラスの四天王だからこそ、講師の厳しさを一番味わってきているかもしれない――――。

