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ラブカルチャースクール 3
第14章 Lesson お忍び

「クニミツさん……今日は、初めての個人レッスンで、緊張もしていたと思います。かなり丁寧で、真面目過ぎだし頑ななところもありますけど、柔軟性が出てくれば期待できるような気がするんです」
「チワワちゃん、それって褒めているのかしら?」
「う、うん……一応~」
クニミツの長所を言ったつもりだったのに、上手く伝えられない。
ちゃんとありのままに報告する、難しさを実感する。
私の目線でしか伝えられないから、それが正しいのか間違っているのか不安になってしまう。
眉間に皺をよせて「う~ん」と考えあぐねていると、ヤナセは優しく微笑んだ。
「クス……大丈夫ですよ……状況は良く解りましたから。それに……相手の長所と短所をしっかりと見てあげていたんですね」
あぁ――流石、ヤナセ様!!
私の、微妙な報告でもご理解して下さっている~!
「あ……ありがとうございます」
ヤナセは小さく頷くと、更に話を続ける――。
「クニミツも……不本意に射精してしまって、ショックは受けていると思います。でもこればかりは……個人差もありますし、慣れていくしかありません」
「はぁ……クニミツさん、大丈夫ですかね?」
魂が半分、出そうになっていたクニミツが頭に過っていく。
「はい……そこはカミジョウさんが、フォローして下さっているので……安心して下さい」
ヤナセの言葉にカミジョウさん常春の笑顔を思い出し、温かい安堵感が胸に広がった。
「チワワちゃん、それって褒めているのかしら?」
「う、うん……一応~」
クニミツの長所を言ったつもりだったのに、上手く伝えられない。
ちゃんとありのままに報告する、難しさを実感する。
私の目線でしか伝えられないから、それが正しいのか間違っているのか不安になってしまう。
眉間に皺をよせて「う~ん」と考えあぐねていると、ヤナセは優しく微笑んだ。
「クス……大丈夫ですよ……状況は良く解りましたから。それに……相手の長所と短所をしっかりと見てあげていたんですね」
あぁ――流石、ヤナセ様!!
私の、微妙な報告でもご理解して下さっている~!
「あ……ありがとうございます」
ヤナセは小さく頷くと、更に話を続ける――。
「クニミツも……不本意に射精してしまって、ショックは受けていると思います。でもこればかりは……個人差もありますし、慣れていくしかありません」
「はぁ……クニミツさん、大丈夫ですかね?」
魂が半分、出そうになっていたクニミツが頭に過っていく。
「はい……そこはカミジョウさんが、フォローして下さっているので……安心して下さい」
ヤナセの言葉にカミジョウさん常春の笑顔を思い出し、温かい安堵感が胸に広がった。

