この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 3
第14章 Lesson お忍び
「クニミツさん……今日は、初めての個人レッスンで、緊張もしていたと思います。かなり丁寧で、真面目過ぎだし頑ななところもありますけど、柔軟性が出てくれば期待できるような気がするんです」

「チワワちゃん、それって褒めているのかしら?」

「う、うん……一応~」

クニミツの長所を言ったつもりだったのに、上手く伝えられない。

ちゃんとありのままに報告する、難しさを実感する。

私の目線でしか伝えられないから、それが正しいのか間違っているのか不安になってしまう。

眉間に皺をよせて「う~ん」と考えあぐねていると、ヤナセは優しく微笑んだ。

「クス……大丈夫ですよ……状況は良く解りましたから。それに……相手の長所と短所をしっかりと見てあげていたんですね」

あぁ――流石、ヤナセ様!!

私の、微妙な報告でもご理解して下さっている~!

「あ……ありがとうございます」

ヤナセは小さく頷くと、更に話を続ける――。

「クニミツも……不本意に射精してしまって、ショックは受けていると思います。でもこればかりは……個人差もありますし、慣れていくしかありません」

「はぁ……クニミツさん、大丈夫ですかね?」

魂が半分、出そうになっていたクニミツが頭に過っていく。

「はい……そこはカミジョウさんが、フォローして下さっているので……安心して下さい」

ヤナセの言葉にカミジョウさん常春の笑顔を思い出し、温かい安堵感が胸に広がった。

/961ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ