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ラブカルチャースクール 3
第14章 Lesson お忍び

「アラタとクニミツと……立て続けに射精してしまったことに……琴海さんが、責任を感じてしまっていませんか?」
「あ……」
改めて言われて確信した。
そうだ――私、二人が射精したことに申し訳なさを感じている。
自分がもう少ししっかりしていれば、最初からこんなことにならなかったんじゃないかと――――
正直思っていた。
「はい……多分、あります……」
ヤナセは何度も「仕方がないこと」だと言ってくれたのに……
起きてしまったことを何とか受け止めたくて、自分のせいにしたかったのかもしれない。
「琴海さんは……気にする必要はないんですよ。レッスンで大事なのは……射精しなかったか、したかではありませんので」
「はい」
「勃起に射精は……健康な男なら当たり前のことです。寧ろ……勃起しなくなった方が問題です」
「はい……私もクニミツさんが我慢し過ぎて、逆にEDにでもなったら大変だと思いました」
ようやく元カノとの傷を乗り越えようと一歩踏み出したクニミツに、新たな傷を負って欲しくなかった。
「えぇ……その琴海さんの配慮にクニミツがどう受け止めるかの方が、重要になると思います」
「……はい」
生徒の時にラブカルで教えて貰ったこと――――
それは只の性感帯の開発だけじゃない。
担当してくれた講師たちは、私に沢山のものを伝えてくれた――――。
相手を思いやる気持ち……
自信と勇気……
そして――――『希望』も……。
「はぁ~い! チワワちゃん、ベリーソーダお待たせ~!」
「姉さん……」
ホズミ姉さんは宿題まで出してきて、大事なことは何かって教えてくれたっけ。
『幸せ』になること――――って。
「あ……」
改めて言われて確信した。
そうだ――私、二人が射精したことに申し訳なさを感じている。
自分がもう少ししっかりしていれば、最初からこんなことにならなかったんじゃないかと――――
正直思っていた。
「はい……多分、あります……」
ヤナセは何度も「仕方がないこと」だと言ってくれたのに……
起きてしまったことを何とか受け止めたくて、自分のせいにしたかったのかもしれない。
「琴海さんは……気にする必要はないんですよ。レッスンで大事なのは……射精しなかったか、したかではありませんので」
「はい」
「勃起に射精は……健康な男なら当たり前のことです。寧ろ……勃起しなくなった方が問題です」
「はい……私もクニミツさんが我慢し過ぎて、逆にEDにでもなったら大変だと思いました」
ようやく元カノとの傷を乗り越えようと一歩踏み出したクニミツに、新たな傷を負って欲しくなかった。
「えぇ……その琴海さんの配慮にクニミツがどう受け止めるかの方が、重要になると思います」
「……はい」
生徒の時にラブカルで教えて貰ったこと――――
それは只の性感帯の開発だけじゃない。
担当してくれた講師たちは、私に沢山のものを伝えてくれた――――。
相手を思いやる気持ち……
自信と勇気……
そして――――『希望』も……。
「はぁ~い! チワワちゃん、ベリーソーダお待たせ~!」
「姉さん……」
ホズミ姉さんは宿題まで出してきて、大事なことは何かって教えてくれたっけ。
『幸せ』になること――――って。

