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ラブカルチャースクール 3
第3章 Lesson チェリー

「オォッ! コトミじゃないですかぁ~! こんなところで会うなんて奇遇ですね!」
先に口を開いたのは――――
「セルジュ……」
ヤナセと引け劣らないくらい整った顔のハーフの講師は流暢な日本語で驚いた様子を見せるが、相変わらず氷のような瞳は笑っていない。
「どうして……? ここに居るのですか、コトミ」
動揺している私にセルジュの方から含みを込めて聞いてきた。
ドックンッ!
体中に緊張が走る。
正直に言っても大丈夫だろうけど、ヤナセや四天王に敵対心を持っているセルジュになるべく関わりたくなかった。
でもここで下手に誤魔化して、後々ヤナセへ迷惑をかけることになったら厄介だ。
「レポートを出しに来たのよ」
「ダコール……誰に?」
時たまフランス語が入る話し方が、余計気持ちを焦らされる。
セイジの名前まで出すことはないと思ったのに、敢えて聞いてくるところが油断できない。
「セイジだけど」
「オォ! 僕にですか?」
「違うわ!」
「ウィ~! 分かっていますよ~コトミ!」
冗談を言って綺麗な顔で屈託なく笑うセルジュは、ここがフランスの街角なんじゃないかと思わせるくらいの強烈な空気を放っていた。
「私教室に戻るので、失礼します」
これ以上話していると良くない気がして、顔を背けてセルジュの脇を通り過ぎようとしたら
「コトミ、僕の自室そこにありますから」
「え……」
突如セルジュはそう言って、私が通ってきた先を指差した。
先に口を開いたのは――――
「セルジュ……」
ヤナセと引け劣らないくらい整った顔のハーフの講師は流暢な日本語で驚いた様子を見せるが、相変わらず氷のような瞳は笑っていない。
「どうして……? ここに居るのですか、コトミ」
動揺している私にセルジュの方から含みを込めて聞いてきた。
ドックンッ!
体中に緊張が走る。
正直に言っても大丈夫だろうけど、ヤナセや四天王に敵対心を持っているセルジュになるべく関わりたくなかった。
でもここで下手に誤魔化して、後々ヤナセへ迷惑をかけることになったら厄介だ。
「レポートを出しに来たのよ」
「ダコール……誰に?」
時たまフランス語が入る話し方が、余計気持ちを焦らされる。
セイジの名前まで出すことはないと思ったのに、敢えて聞いてくるところが油断できない。
「セイジだけど」
「オォ! 僕にですか?」
「違うわ!」
「ウィ~! 分かっていますよ~コトミ!」
冗談を言って綺麗な顔で屈託なく笑うセルジュは、ここがフランスの街角なんじゃないかと思わせるくらいの強烈な空気を放っていた。
「私教室に戻るので、失礼します」
これ以上話していると良くない気がして、顔を背けてセルジュの脇を通り過ぎようとしたら
「コトミ、僕の自室そこにありますから」
「え……」
突如セルジュはそう言って、私が通ってきた先を指差した。

