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ラブカルチャースクール 3
第15章 Lesson クッキー

「う、うん……気になる……っかっも、あぁ……」
意図的なのか分からないけど、何か焦らされているみたいだ。
「そうだよね……ちょっと待ってて」
私になのか乳首になのか――
セイジは優しく語り掛けると、自分のジャケットも脱ぎだした。
私の安物スーツとは違って、セイジのはブランドのお高いスーツだろうから、そっちの方が皺になってしまうのが気になる。
スーツをテーブルの上に一先ず避難させるかと思ったら――――
「余り肌触り良くないと思うけど、直接ソファーに触れるよりは温かいと思うよ」
そう言って私の下にセイジのジャケットを敷いてくれた。
「でも皺になっちゃうよ」
皺になることを前提なのはちょっと矛盾かもしれないけど、続きはしたいと思ってしまう。
だけどセイジはスーツに関しては特に気にしている様子はなくて
「ジャケットはプレス掛ければいいから。それより琴海の身体が冷える方が心配だし」
優しく微笑みながら、私のブラウスを脱がして綺麗にたたんでテーブルに置いている。
あぁぁ――そのブラウスもそれほどお高くないのに――――!!
「ごめんね……気を使わせちゃって」
「はは、勝手に琴海の服を脱がせたの俺だから、気にしないでよ」
「う、うん……」
改まって言われるのも恥ずかしいけど、セイジも同じく続きを望んでいてくれるなら――
凄く嬉しい。
「ありがとう」
はにかみながらセイジを見詰めると、苦笑いをしている。
その表情がちょっと気になりつつ、セイジにも服を脱いで欲しくなった。
「セイジは、脱がないの?」
セイジの胸に手を当てて筋肉の硬さを確かめるように、ゆっくりと撫でる。
「あぁ、ネクタイが邪魔だよね」
再び苦笑いをしたセイジは鉤状に曲げた指をネクタイの結び目に引っ掛けて、首を軽く傾けると、ネクタイを勢いよく引っ張った。
意図的なのか分からないけど、何か焦らされているみたいだ。
「そうだよね……ちょっと待ってて」
私になのか乳首になのか――
セイジは優しく語り掛けると、自分のジャケットも脱ぎだした。
私の安物スーツとは違って、セイジのはブランドのお高いスーツだろうから、そっちの方が皺になってしまうのが気になる。
スーツをテーブルの上に一先ず避難させるかと思ったら――――
「余り肌触り良くないと思うけど、直接ソファーに触れるよりは温かいと思うよ」
そう言って私の下にセイジのジャケットを敷いてくれた。
「でも皺になっちゃうよ」
皺になることを前提なのはちょっと矛盾かもしれないけど、続きはしたいと思ってしまう。
だけどセイジはスーツに関しては特に気にしている様子はなくて
「ジャケットはプレス掛ければいいから。それより琴海の身体が冷える方が心配だし」
優しく微笑みながら、私のブラウスを脱がして綺麗にたたんでテーブルに置いている。
あぁぁ――そのブラウスもそれほどお高くないのに――――!!
「ごめんね……気を使わせちゃって」
「はは、勝手に琴海の服を脱がせたの俺だから、気にしないでよ」
「う、うん……」
改まって言われるのも恥ずかしいけど、セイジも同じく続きを望んでいてくれるなら――
凄く嬉しい。
「ありがとう」
はにかみながらセイジを見詰めると、苦笑いをしている。
その表情がちょっと気になりつつ、セイジにも服を脱いで欲しくなった。
「セイジは、脱がないの?」
セイジの胸に手を当てて筋肉の硬さを確かめるように、ゆっくりと撫でる。
「あぁ、ネクタイが邪魔だよね」
再び苦笑いをしたセイジは鉤状に曲げた指をネクタイの結び目に引っ掛けて、首を軽く傾けると、ネクタイを勢いよく引っ張った。

