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第15章 Lesson クッキー

大きい手のひらは胸の丸みに沿うように撫で上げてきて、親指で赤い小粒を転がしていく。

緩やかな波と、小刻みなパルスが混在するかのような快感に全身が小刻み震わされる。

「あっ……はぁ……」

セイジの唇が顔から首筋へと下りていき、肩の線を辿って二の腕にまでいった。

腕の肉を唇で咥え込み、食むように引っ張られる。

気持ちがいいけど毎日筋トレをしているとはいえ、まだプニプニしている部分を弄られるのはちょっと恥ずかしい――――。

「セイジ……そこはちょっと」

「ん？　凄く気持ち良いよ」

「でも……ひゃっ！」

恥ずかしがっている私を楽しむようにセイジは二の腕に鼻先まで押し当ててきた上に、両手で胸を激しく揉みだした。

「あぁぁっ！　やぁぁぁ……」

セイジに与えられる快感に、嬉しさの余り鳥肌が立ってくる。

膨らみに指がグッと食い込んで、パン生地みたいに捏ねられていく。

激しく与えられる刺激に胸元が熱くなってきたが、下腹部も疼いて仕方がない。

ずっと胸ばかり攻められ続けてもどかしくなった雌の部分が、ピクピクとひくついきた。

奥の方から雄ずいを求めて、蜜が止めどなく溢れだす。

「セイジ……欲しい……」

蜜で満ちている巣の中を――セイジのもので掻き回して欲しくて堪らない。

はしたないけどおねだりするように、自分の脚をセイジの股間に擦り付けてみると、硬くなっているモノが感じ取れた。