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ラブカルチャースクール 3
第15章 Lesson クッキー
えぇぇぇ――――!?
本当に『焼きもち』だったの!?

それもあの『アラタ』に!!

「セイジ! それは心配し過ぎだよ! 単に担当しているだけだから、セイジが気にするようなこと何もないよ! 確かにアラタも射精はしたけど、あくまでもレッスン上のことだから!」

レッスンとスクール以外でセックスして、射精した講師は後にも先にもセイジだけだし!!

まだお互い『好き』な気持ちを言葉に出来なくても、気持ちは伝わっている筈なのに。

ちょっとのことでも気にしてくれているのは嬉しい――――

けど!!
アラタまでは気にする必要はないでしょう!!

私的には全然、論外だと思っていたら――――

「アラタって奴さ、やたら琴海のこと話しているんだよね」

「へ……なんで? 私、そこまでヘマはしてないよ」

まだ二回しかレッスンしてないし、その内一回はヤナセがいたから、そんなネタにされるようなことないと思うんだけど?

それでも一応アラタとのレッスンを振り返ってみたりする。

意識が他にいったせいか、くすぐられている股間のことを一瞬忘れそうになった。

やだな……悪い評判を流されたら、ヤナセにも迷惑を掛けてしまう――――。

ここはしっかりと、事実確認をしておいた方が良いかもしれない。

「ねぇセイジ、アラタは私のことをどんな風に言っていたの?」

もし変なこと言っていたら、今度のレッスンで見返してやる~!

そんな思惑を考えていると

「可愛いって……凄く」

「何ですって~! カワイイだと~!! え?」

「可愛い担当で、めちゃめちゃやる気出るってさ……」

「え、えっと……それって~」

どうやら高評価だったみたいだ。

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