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ラブカルチャースクール 3
第15章 Lesson クッキー
「『掟改正』の噂のこと……昼間さ、話をしていただろ」

「あ……うん」

言い掛けたところでセイジは話を止めて、言葉を飲み込む。

その態度に余計、続く筈だった言葉が気になってしまう。

「セイジ、『掟』に関わることなら、知っておきたい。アラタが『掟改正』のことを言っていたの?」

セイジが気を使って言葉を濁さないように、自分から具体的な内容を上げてみた。

結婚していた時の受け身だった自分だったら、こんな風に気持ちを伝えることなんてできなかった。

旦那の顔色を窺って、ただ言われた通り頷いていたあの頃――――

こうやって我儘や素直に思っていることを言えるのは、セイジのお陰だ――――。

見詰める瞳から私の意思を感じたのか、セイジは結んだ口を開いていく。

「アラタ……『掟改正』のことを明らかに意識して、琴海のことを言っている気がするんだ」

「え? 掟と私を?」

セイジから聞いた話だけだと、アラタが私のことを評価してくれているのと、『掟改正』に何故結び付くのかがイマイチ理解が出来なかった。

「ごめん……何でアラタが『掟改正』の話を広げてくのに、私が関係するんだろう? 私の名前出さなくても、話は広められるよね……あっ! やっぱり、反対派の陰謀なのかな?」

話がどんどん複雑な方に進みだす。 

やはりラブカル始まって以来の大革命には、色んな障害が現れるのだろうか――――。

一人で感慨深くなっていると

「くっ……琴海が気にしてないなら良いよ。この話はまたにしよう」

「いいの? セイジ気になることがあるんじゃ……」

「あるよ……いつ三本目を琴海の中に挿れようかなって……」

「あ……」

話につい夢中になってしまったけど――

セイジの指はずっと股間に、挿さりっぱなしだった。

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