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ラブカルチャースクール 3
第15章 Lesson クッキー
私の全てを知り尽くした指に肉弦を弾かれれば、セイジが奏でるままに身体が呼応する。

「あっ……あぁぁ……」

再び踊りだした男枝に、蜜床がリズミカルに波を立てていく。

快感のさざ波に誘われるように、甘い蜜が湧きだしてきた。

ジュク……ニュプ……

飽和した愛液が撹拌され、空気を含んで弾けながら接続部分から零れだす。

セイジの指が動く度にヌルヌルと滑りが良くなる花園の光景が、見えなくて目に浮かんでくる。

「はぁ……あっ……セイジッ」

「そろそろイケるかな……」

自分が求めたタイミングと、セイジの判断が噛み合った。

三本目を挿れやすくするために、セイジは指の角度を変えていく。

「あぁっ……ふぅんっ」

肉壁に触れる部分へ圧力が加わって、スイッチを押されてように走った弱電流に腰が震える。

「琴海、大丈夫」

「う……ん。平気……だよ」

私の様子を確認しながら、セイジの指がゆっくりと挿入を開始してきた。

グチュ……ヌチャ……

「んぁぁぁ……はぁっ……あぁぁ……」

「琴海っ」

「へい……きぃ」

心配して声を掛けてきた、セイジに微笑みながら答えたが――

正直やっぱりキツイ。

だけど誰かさんのビッグキャノンに比べれば、全然イケる!

――――などと、心の中で変な言い訳を呟いてしまう。

「はぁ……ひっ……ふぅ……」

リズムを掴もうと呼吸を整えようとするが、息が途切れ途切れになっていく。

全力疾走したみたいに苦し気に息を上げている私に、セイジは指を止めてしまった。

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