この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 3
第16章 ILesson 4回目

「あ……」
フラッシュバックが起きた時に似ている感覚が蘇り、一瞬言葉を詰まらせる。
私の異変に気付いたのか、リクは目を細めて神妙な面持ちで傍に寄ってきた。
「コトミさん……大丈夫でした?」
「う、うん。大丈夫。ちょっと武者震いしちゃって」
自分でも理解出来ていない感覚を誤魔化すように、応えると――――
「武者震い……?」
リクは不思議そうに首を傾げた。
うっ!
結構気が回るリクには、下手な小細工は通用しないのかも!
同い年だけどナツなら
『琴海さん、気合入ってるっすね!!』
きっと単純に話に乗ってきただろうな~。
ナツへの評価が低そうで、何気に結構ポイントが高く思える。
リクとはまだ殆ど話したことないのに、変な苦手意識が湧いてきて上手く言葉が出てこない。
どうしよう~!!
折角ヤナセがお忍びまでしてくれたのに、射精以前の問題になってきている~。
早速、前途多難の空気になってきてしまった。
ここはテンションが上がるような、話題に変えた方がいいかもしれない!
「あのね……」
そう思って言い掛けると――
「こないだのレッスンで、急にコトミさんパニックみたいになっていたでしょ。体調大丈夫だったか気になってたんですよ」
「え……こないだのレッスン?」
「はい!」
リクは若者らしい明るさに絶妙な妖しいスパイスを混ぜて、女性客を瞬殺で惑わしそうな笑顔を向けてきた。
フラッシュバックが起きた時に似ている感覚が蘇り、一瞬言葉を詰まらせる。
私の異変に気付いたのか、リクは目を細めて神妙な面持ちで傍に寄ってきた。
「コトミさん……大丈夫でした?」
「う、うん。大丈夫。ちょっと武者震いしちゃって」
自分でも理解出来ていない感覚を誤魔化すように、応えると――――
「武者震い……?」
リクは不思議そうに首を傾げた。
うっ!
結構気が回るリクには、下手な小細工は通用しないのかも!
同い年だけどナツなら
『琴海さん、気合入ってるっすね!!』
きっと単純に話に乗ってきただろうな~。
ナツへの評価が低そうで、何気に結構ポイントが高く思える。
リクとはまだ殆ど話したことないのに、変な苦手意識が湧いてきて上手く言葉が出てこない。
どうしよう~!!
折角ヤナセがお忍びまでしてくれたのに、射精以前の問題になってきている~。
早速、前途多難の空気になってきてしまった。
ここはテンションが上がるような、話題に変えた方がいいかもしれない!
「あのね……」
そう思って言い掛けると――
「こないだのレッスンで、急にコトミさんパニックみたいになっていたでしょ。体調大丈夫だったか気になってたんですよ」
「え……こないだのレッスン?」
「はい!」
リクは若者らしい明るさに絶妙な妖しいスパイスを混ぜて、女性客を瞬殺で惑わしそうな笑顔を向けてきた。

