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ラブカルチャースクール 3
第16章 ILesson 4回目

クルクルクルクル――――
万華鏡みたいに色を変えていくリクは沢山の顔を持っていそうで、どれが本当のリクの顔だかまだ分からない。
そう言えば、何でリクはラブカル講師になったのかも、聞けていなかった。
おいおい分かるのかもしれないけど、少しでもリクの欠片を見付けておきたいと思ったのだ。
この胸のざわつきを静かにさせるヒントになるような……
――――そんな予感が漠然としていた。
ちょん!!
「ひゃっ!」
「コトミさん、面白いね! 本当に小動物見たい」
またしても魔法に掛かりかけていた私のおでこに、リクが指で突っついてくる。
「な、何!?」
リクは指をおでこに当てたまま、ぐりぐりとマッサージするみたいに回しだした。
こんなことレッスンでされるのは初めてで、何事かと思って驚いてしまう。
「う~ん……弄りたくなるよね」
「えっ!? 弄りたいって、リクってSなの?」
「う~ん。まぁ基本そうだろうけど、そこは臨機応変に対応出来るよ」
「臨機応変……って?」
リクの言っている意味を深く捉えきれなくて、次に何が起きるのか不必要にドキドキさせられる。
多分私の顔は凄く困惑していたに違いない。
少し見慣れてきた口端を上げる不敵な笑みをリクは浮かべてきた――――。
「女王様プレイとか?」
「へ……じょおうさま??」
ピシッ――――!!
『女王様とお呼び! リク!』
『あんっ! 女王様!!』
――――思わず鞭と蝋燭で攻められている四つん這いになったリクを想像してしまった。
万華鏡みたいに色を変えていくリクは沢山の顔を持っていそうで、どれが本当のリクの顔だかまだ分からない。
そう言えば、何でリクはラブカル講師になったのかも、聞けていなかった。
おいおい分かるのかもしれないけど、少しでもリクの欠片を見付けておきたいと思ったのだ。
この胸のざわつきを静かにさせるヒントになるような……
――――そんな予感が漠然としていた。
ちょん!!
「ひゃっ!」
「コトミさん、面白いね! 本当に小動物見たい」
またしても魔法に掛かりかけていた私のおでこに、リクが指で突っついてくる。
「な、何!?」
リクは指をおでこに当てたまま、ぐりぐりとマッサージするみたいに回しだした。
こんなことレッスンでされるのは初めてで、何事かと思って驚いてしまう。
「う~ん……弄りたくなるよね」
「えっ!? 弄りたいって、リクってSなの?」
「う~ん。まぁ基本そうだろうけど、そこは臨機応変に対応出来るよ」
「臨機応変……って?」
リクの言っている意味を深く捉えきれなくて、次に何が起きるのか不必要にドキドキさせられる。
多分私の顔は凄く困惑していたに違いない。
少し見慣れてきた口端を上げる不敵な笑みをリクは浮かべてきた――――。
「女王様プレイとか?」
「へ……じょおうさま??」
ピシッ――――!!
『女王様とお呼び! リク!』
『あんっ! 女王様!!』
――――思わず鞭と蝋燭で攻められている四つん這いになったリクを想像してしまった。

