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ラブカルチャースクール 3
第4章 Lesson 休憩室

するとヤナセは直角に曲がっている私の頭の位置に合わせるように、片膝を床についてしゃがんで首を傾ける。
「クス……お気になさらずとも大丈夫ですよ。セイジとワタリから報告貰っていますから……」
サラサラの前髪を傾けた方向に流しながら、下から覗き込んで優しく微笑み掛けてくれた。
ペッカァァァ――!!
あぁ! ヤナセ様、優しいっ!!
さっきまでホラー劇場だった気持ちがヤナセの労わりに癒されていこうとした――――けど!
今『ワタリ』って言いました?
セイジがヤナセに連絡を入れておいてくれたのは知っているけど、何でワタリまで報告しているの?
少し顔を上げてポカーンと驚いていると、ヤナセは微笑みながらいつもの読心術を発揮してきた。
「セイジにレポート出しに行く途中で……ワタリたちに会ったかと……」
「はい、会いました」
「クス……『無事に向かった』と一言だけメールが来たんですよ」
「えぇっ! わざわざ!?」
それもたった一言だけ~!?
「クス……ああ見えましても結構心配性なところがあるんですよ」
「……はぁ、何となく分かります」
あの巨体と武骨な態度で分かりにくいけど、ワタリは細かいところまで気を使っている。
バイト先の喫茶店の常連客だったワタリは、他のお客さんの紅茶の淹れ方まで気にして忠告していたこともあった。
この短い時間で驚くことばかりで少し途方に暮れていると
「琴海さんも……皆さんと一緒に休憩室に参りましょうか」
ヤナセは優しく微笑んで一息入れるよう、促してくれた。
「クス……お気になさらずとも大丈夫ですよ。セイジとワタリから報告貰っていますから……」
サラサラの前髪を傾けた方向に流しながら、下から覗き込んで優しく微笑み掛けてくれた。
ペッカァァァ――!!
あぁ! ヤナセ様、優しいっ!!
さっきまでホラー劇場だった気持ちがヤナセの労わりに癒されていこうとした――――けど!
今『ワタリ』って言いました?
セイジがヤナセに連絡を入れておいてくれたのは知っているけど、何でワタリまで報告しているの?
少し顔を上げてポカーンと驚いていると、ヤナセは微笑みながらいつもの読心術を発揮してきた。
「セイジにレポート出しに行く途中で……ワタリたちに会ったかと……」
「はい、会いました」
「クス……『無事に向かった』と一言だけメールが来たんですよ」
「えぇっ! わざわざ!?」
それもたった一言だけ~!?
「クス……ああ見えましても結構心配性なところがあるんですよ」
「……はぁ、何となく分かります」
あの巨体と武骨な態度で分かりにくいけど、ワタリは細かいところまで気を使っている。
バイト先の喫茶店の常連客だったワタリは、他のお客さんの紅茶の淹れ方まで気にして忠告していたこともあった。
この短い時間で驚くことばかりで少し途方に暮れていると
「琴海さんも……皆さんと一緒に休憩室に参りましょうか」
ヤナセは優しく微笑んで一息入れるよう、促してくれた。

