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ラブカルチャースクール 3
第16章 ILesson 4回目
どうにも消えないこの不穏な心のシミは、消える時がくるのだろうか――――?

ほんの束の間――ぼんやりとしていたら、急に身体が宙に浮きだした。

「わっ!」

何っ――――!?

驚いて見開いた視界の中には、リクのトレードマークになりそうな不敵な笑みが飛び込んでくる。

リクは私の腰を掴んで、軽々とベッドの上に持ち上げていた。

ポフン! とマットにお尻を乗せられ、スプリングで軽く身体が揺れる。

「あ……りがとう」

戸惑いながらお礼を言う私に、リクはニッコリ微笑み返しローブの腰紐に指を掛けてきた。

「いえ、時間勿体ないですよね。ローブ脱がしちゃっていいですか?」

「えっ! う、うん」

私の返事と同時くらいに、リクは腰紐を鮮やかに解いていく。

早っ――――!!

前回のクニミツとは格段に違う、行動力と無駄のなさ。

でも逆に、こなすだけの義務的なレッスンになったりしないだろうか?

「リク、あのね……あっ」

心配して一言忠告しておこうかと思ったのにリクは、軽く私の唇を啄ばみつつローブをとっとと脱がせていた。

下着姿で唖然としていると、リクの腕が背中に回されてきて

「うん、可愛い。下着もこのままはずしちゃいましょう」

「……はい」

プッツン! 

軽快にブラのホックが弾けた。

こなすどころか、こ慣れてるぅ――――!!

術にでも掛けるようなリクの軽快な動きと会話に、ものの見事に乗せられていった。

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