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ラブカルチャースクール 3
第16章 ILesson 4回目

緩くなったストラップをリクは綺麗な指で持ち上げて、私の肌に擦れないように丁寧に腕から抜いていく。
一瞬で抜き去ったアラタとも、緊張で時間が掛かったクニミツとも違う計算されている動き――。
最初のレッスンからクンニをしたリクには秘部を晒しているのに、改めて脱がされていくのが異様に鼓を逸らせる。
ストラップが完全に抜き去られる瞬間、指先が微かに触れ合う――――。
ドックン――――ッ!
然して大きくない膨らみの谷間で、脈が大きく鳴った。
「胸もコトミさんらしくて、可愛いですよね……」
「あ……」
何か生徒の時のレッスンを彷彿させる。
コンプレックスに思っていたことも、講師たちはこうやって褒めてくれたっけ……。
もう生徒じゃないから、今更細かく褒められるのが却って恥ずかしい。
いちいち言ってくれなくても良いような気がするが、研修だから臨場感があった方がいいのか悩む。
「研修で……相手を褒めるように教わっているの?」
「いえ、特に言われていませんよ。今は技術的な研修の方がメインなんですよ。メンタルな方は細かく言われていないから、ある意味凄く試されている感じがして緊張しますよ」
そう言いながらもリクは、緊張なんか感じさせない流暢な喋りで具体的に説明してくれた。
「そっか……じゃぁリクの性格なんだね」
「性格?」
「相手を褒めるの」
リクの欠片を一つでも拾い集めるみたいに、問いていく。
一瞬で抜き去ったアラタとも、緊張で時間が掛かったクニミツとも違う計算されている動き――。
最初のレッスンからクンニをしたリクには秘部を晒しているのに、改めて脱がされていくのが異様に鼓を逸らせる。
ストラップが完全に抜き去られる瞬間、指先が微かに触れ合う――――。
ドックン――――ッ!
然して大きくない膨らみの谷間で、脈が大きく鳴った。
「胸もコトミさんらしくて、可愛いですよね……」
「あ……」
何か生徒の時のレッスンを彷彿させる。
コンプレックスに思っていたことも、講師たちはこうやって褒めてくれたっけ……。
もう生徒じゃないから、今更細かく褒められるのが却って恥ずかしい。
いちいち言ってくれなくても良いような気がするが、研修だから臨場感があった方がいいのか悩む。
「研修で……相手を褒めるように教わっているの?」
「いえ、特に言われていませんよ。今は技術的な研修の方がメインなんですよ。メンタルな方は細かく言われていないから、ある意味凄く試されている感じがして緊張しますよ」
そう言いながらもリクは、緊張なんか感じさせない流暢な喋りで具体的に説明してくれた。
「そっか……じゃぁリクの性格なんだね」
「性格?」
「相手を褒めるの」
リクの欠片を一つでも拾い集めるみたいに、問いていく。

