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ラブカルチャースクール 3
第16章 ILesson 4回目

「うぅっ……んんっ……」
逃げちゃいけない――――
ちゃんとリクと向き合うんだ――――
そう自分に何度も言い聞かせようとしても、シグナルはますます強くなる。
遅かれ早かれ、またフラッシュバックが起きてしまいそうで、不安も増幅していく。
このレッスン、続けるべきなのだろうか?
「ふぅぅん……んっく……」
リクの舌に掻き回されながら、頭の片隅で必死に考える。
激しかった舌使いは少し落ち着いてきたけど、上から抑え付けられる力はまだ緩まない。
ずっとキスが続くことはないだろうから、終わるまでリクの動きに合わせて舌を絡めることにした。
クチュ……クチュ……
意識を集中させているせいか、撹拌される唾液の音が妙に響いて聞こえる。
「う……ぁ……」
強引だけど、アラタのキスとはまた違う――――。
アラタは一方的でハチャメチャ感があったけど、リクはどこか計算しているようなキスだ。
私を閉じ込めながらも粘膜をくすぐる舌先は、動きに強弱を付けつつ敏感な部分を探ってくる。
上顎の窪みを丹念に擦られると、こそばゆさに肩をふるわせるが、リクの身体にサンドイッチされて逃げ場のない反動は、身体の燻りを更に煽っていく。
「はっ……リッ……あぁ……」
リクが顔の角度を変えた時に僅かに出来る隙間から、息と共に名前を呼ぼうとするが、声は虚しく掻き消される。
まだ終わらないのかな?
身体が少し離れたら、枕元の非常ボタンには何とか手が届く……。
息苦しくて朦朧としてくる思考で、キスが終わった後のことをシミレーションしていると――――
私の頭を囲っていたリクの腕が、徐に枕元に伸ばされた。
逃げちゃいけない――――
ちゃんとリクと向き合うんだ――――
そう自分に何度も言い聞かせようとしても、シグナルはますます強くなる。
遅かれ早かれ、またフラッシュバックが起きてしまいそうで、不安も増幅していく。
このレッスン、続けるべきなのだろうか?
「ふぅぅん……んっく……」
リクの舌に掻き回されながら、頭の片隅で必死に考える。
激しかった舌使いは少し落ち着いてきたけど、上から抑え付けられる力はまだ緩まない。
ずっとキスが続くことはないだろうから、終わるまでリクの動きに合わせて舌を絡めることにした。
クチュ……クチュ……
意識を集中させているせいか、撹拌される唾液の音が妙に響いて聞こえる。
「う……ぁ……」
強引だけど、アラタのキスとはまた違う――――。
アラタは一方的でハチャメチャ感があったけど、リクはどこか計算しているようなキスだ。
私を閉じ込めながらも粘膜をくすぐる舌先は、動きに強弱を付けつつ敏感な部分を探ってくる。
上顎の窪みを丹念に擦られると、こそばゆさに肩をふるわせるが、リクの身体にサンドイッチされて逃げ場のない反動は、身体の燻りを更に煽っていく。
「はっ……リッ……あぁ……」
リクが顔の角度を変えた時に僅かに出来る隙間から、息と共に名前を呼ぼうとするが、声は虚しく掻き消される。
まだ終わらないのかな?
身体が少し離れたら、枕元の非常ボタンには何とか手が届く……。
息苦しくて朦朧としてくる思考で、キスが終わった後のことをシミレーションしていると――――
私の頭を囲っていたリクの腕が、徐に枕元に伸ばされた。

