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ラブカルチャースクール 3
第16章 ILesson 4回目

密着した肌からはリクの温度が、伝わってくる。
まだ線が細く感じる身体は、余分なものがなくて凄く硬い。
筋肉質な肢体が重く、抑え付けてきて再び私の動きを封じ込めてきた。
「あ……」
リクの熱が浸透してきて自分も熱くなってくるのを感じるけど、背中はなぜかゾクゾクと寒気が走る。
反射的に次は何をされるのかと、身構えてしまう。
だけどリクは、私の心配をよそに首元に顔を埋めてきて――――
撫でるように、そっと優しく顎のラインに唇を這わせていった。
「っ……ぁ……」
感じるままに声を漏らしたくても、胸の奥が二の足を踏む。
女性の身体は心と繋がっている――――
そう言われるけど、スクールに通うようになって本当だと何度も思った。
一番満たされるのはセイジとのレッスン。
頭の天辺から脚の先まで、蕩けそうなくらい幸せになれる。
ヤナセを始め、他の講師は絶対的な安心感で気持ち良くなれた。
ハヤトとナツは……一時保留――――。
不安との狭間でのレッスンに、またフラッシュバックが起きないかと思うと、更に心配になるが、万が一なことがあっても時間になっても私が教室に戻らなければ、ヤナセが気付いてくれる筈だ。
でも出来たら、もうヤナセにも心配掛けたくないな……。
生徒の時からいつもいつも、先回りして気に掛けてくれていたヤナセ――――。
昨日だって、わざわざ喫茶店まで連れて行ってくれたのも、今日のレッスンへのエールだ。
不安を掻き消すように、悶々と考え事をしていると――――
「コトミさん……何か緊張しています?」
耳元に顔を寄せたリクが、甘く囁いてきた。
まだ線が細く感じる身体は、余分なものがなくて凄く硬い。
筋肉質な肢体が重く、抑え付けてきて再び私の動きを封じ込めてきた。
「あ……」
リクの熱が浸透してきて自分も熱くなってくるのを感じるけど、背中はなぜかゾクゾクと寒気が走る。
反射的に次は何をされるのかと、身構えてしまう。
だけどリクは、私の心配をよそに首元に顔を埋めてきて――――
撫でるように、そっと優しく顎のラインに唇を這わせていった。
「っ……ぁ……」
感じるままに声を漏らしたくても、胸の奥が二の足を踏む。
女性の身体は心と繋がっている――――
そう言われるけど、スクールに通うようになって本当だと何度も思った。
一番満たされるのはセイジとのレッスン。
頭の天辺から脚の先まで、蕩けそうなくらい幸せになれる。
ヤナセを始め、他の講師は絶対的な安心感で気持ち良くなれた。
ハヤトとナツは……一時保留――――。
不安との狭間でのレッスンに、またフラッシュバックが起きないかと思うと、更に心配になるが、万が一なことがあっても時間になっても私が教室に戻らなければ、ヤナセが気付いてくれる筈だ。
でも出来たら、もうヤナセにも心配掛けたくないな……。
生徒の時からいつもいつも、先回りして気に掛けてくれていたヤナセ――――。
昨日だって、わざわざ喫茶店まで連れて行ってくれたのも、今日のレッスンへのエールだ。
不安を掻き消すように、悶々と考え事をしていると――――
「コトミさん……何か緊張しています?」
耳元に顔を寄せたリクが、甘く囁いてきた。

