この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 3
第16章 ILesson 4回目
リクの指の動きが、一瞬止まる――――。

ド――――ックン!

同時に私の脈も止まりそうだ。

リクがどう出てくるか、反射的に身構えてしまうと――――

「ははっ。生徒と真剣にですか……そうですね……頑張りますよ」

少し含みがある言い方だけど、生徒のために講師を目指してくれるなら、一先ず安心できそうだった。

「気が利くリクなら……良い講師になれると思うんだ」

与えられる刺激にまだ耐えられる内に、精一杯リクに想いを伝える。

何となくだけど――ラブカルに対してリクから感じるものは、前向きなモノではないように感じ取れた。

でも……今はそうでも、これから変わるかもしれない――――。

セイジだってコウセイだって、あのハヤトだって、色んなことを抱えてラブカル講師になったけど、プライドを持って生徒のために頑張っている。

きっとリクも先輩講師の信念に触れていく内に、蟠っていることが消えていくんじゃないかな……。

そうあって欲しいと、願うしかないけど――――。

心の底からそう願いながら語り掛けていくと、何か考えあぐねているか、リクの指先が私の唇の上で数回往復する。

今の今でリクが心を開くとは思えないけど、少しずつ心の扉を開けていけていけたらと思う。

天岩戸の前で、チワワが必死で踊っていたら――――

「ヤナセさんの秘蔵っ子のコトミさんに、認めて貰えて光栄ですね……」

「え? ……あっ!」

突然出たヤナセの名前に気を取られた途端、リクの指が唇の割れ目を押し開き、口の中に差し込まれた。

/961ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ