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ラブカルチャースクール 3
第16章 ILesson 4回目
やっぱりこのレッスン、このまま続けない方が良い気がした。

「ふぅぅぅ! ふぁぁぁ――――!!」

口から吐き出せる限りの息を出して必死に叫びながら、辛うじて動く片腕をリクの脇に寄せて――――

コチョコチョコチョ~!!

精一杯の抵抗を試みる。

こんな小手先の攻撃が通用するかは分からないけど、されるがままよりマシだ!

でも弱い人には、結構効果的な作戦だと思ったけど――――

「ぷっ! コトミさん、何してるんですか?」

案の定……リクには何の意味もなさなかった。

「ふぅっん、ほわぁぁふぅぅん!」

あんたが変なことばかりするからでしょ!!

若干怒りも込めながら訴えるが、リクは高みから楽しそうに微笑んでいる。

くっそぉぉぉ~!
小動物の根性、見せてくれる!!

ラブカル講師とは失格かもしれないが、背に腹は代えられない。

身体中のパワーを口元に集中させるイメージを浮かべていく。

思い知れ!
チワワの底力――――!!

心の中で気合を入れると同時に、下顎に渾身の力を込めて――――

ガブッ!!

「っ……いったぁ!」

思いっきり、リクの指を噛んでやった。

これには流石のリクも顔を顰めて指を口の中から引きかけるが、ガッチリ私の歯が嚙みついていて簡単には抜けなくて動きを止める。

コチョコチョ~に気を取られていたのか、舌を押さえる指の力が緩んでいたのが功を奏したようだ。

「うぅ~ぐるるるぅ~」

「はぁ~すみません。俺が悪ふざけをし過ぎました」

本気で噛みついている私に、リクは苦笑いをして肩を竦めてようやく観念した。

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