この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 3
第16章 ILesson 4回目

――――なっ!?
何言ってんの!?!?
要は、挿入したという既成事実は作っておきたいってことだよね?
研修の成績に関わるからかもしれないけど、そのためだけに『取り敢えず突っ込んでおく』と、しれっと言えてしまうリクの神経は相当のものだと思う。
射精したいといったアラタも微妙だけど、まだあっちは生理現象だ。
そう思ったら、クニミツなんてピュア過ぎるだろう。
一番気が回ると思っていたリクだけど、これではただの『腹黒』じゃないの!
そんなのフランクフルトを噛みちぎるくらいな気持ちで、阻止してやるわぁぁぁ――――!!
「駄目だよ! もう今日はここまでにしておいた方が、お互いのためだと思うわ!」
何をされても絶対に揺らがないと決意で、リクに強気で睨みつける。
だけどそれぐらいで、このリクがビビる筈もなく、顔色一つ変わらない。
それどころか、ニッコリと微笑み返す余裕すら見せてきた。
「お互いのため……ですか? それって何でですか?」
「それは……また私が発作みたいなの起こしたら、リクだって面倒でしょ」
言っていることは十分、想定範囲のことだ。
実際リクとのレッスンが始まってから、フラッシュバックが起きそうなシグナルを感じている。
もしそうなったら、漏れなくヤナセが飛んでくるし、カミジョウさんだって来るだろう。
立て続けに問題が起きたら、私や新人講師の問題だけじゃ済まなくなるのは必定だ。
関わる全員の評価にも影響するし、根掘り葉掘り聞かれて一番都合が悪くなるのは――――
リクじゃなかろうか。
何言ってんの!?!?
要は、挿入したという既成事実は作っておきたいってことだよね?
研修の成績に関わるからかもしれないけど、そのためだけに『取り敢えず突っ込んでおく』と、しれっと言えてしまうリクの神経は相当のものだと思う。
射精したいといったアラタも微妙だけど、まだあっちは生理現象だ。
そう思ったら、クニミツなんてピュア過ぎるだろう。
一番気が回ると思っていたリクだけど、これではただの『腹黒』じゃないの!
そんなのフランクフルトを噛みちぎるくらいな気持ちで、阻止してやるわぁぁぁ――――!!
「駄目だよ! もう今日はここまでにしておいた方が、お互いのためだと思うわ!」
何をされても絶対に揺らがないと決意で、リクに強気で睨みつける。
だけどそれぐらいで、このリクがビビる筈もなく、顔色一つ変わらない。
それどころか、ニッコリと微笑み返す余裕すら見せてきた。
「お互いのため……ですか? それって何でですか?」
「それは……また私が発作みたいなの起こしたら、リクだって面倒でしょ」
言っていることは十分、想定範囲のことだ。
実際リクとのレッスンが始まってから、フラッシュバックが起きそうなシグナルを感じている。
もしそうなったら、漏れなくヤナセが飛んでくるし、カミジョウさんだって来るだろう。
立て続けに問題が起きたら、私や新人講師の問題だけじゃ済まなくなるのは必定だ。
関わる全員の評価にも影響するし、根掘り葉掘り聞かれて一番都合が悪くなるのは――――
リクじゃなかろうか。

