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ラブカルチャースクール 3
第4章 Lesson 休憩室

「あっ! ヤナセさんと琴海さんがいる!」
最初に私たちの存在に反応したのは背の高い若手講師の『ナツ』だった。
「おぉっ琴ちゃん! それと新顔の……ジュリさん、カレンさんとサナさんだよね」
ナツに続くように女性メンバーの名前を上げてきたのは、『コウセイ』だ。
さっきお昼に食堂で顔を見かけただけで、もう名前をインプットしているのは流石元敏腕営業マン。
普段ひょうきんなキャラだけど、気遣いは抜群だ。
だから今回ヤナセが受付担当の生徒を減らした分、コウセイが受付をすることになったのも頷ける。
「皆、お疲れ様……」
同じく今回受付担当に回った大人の魅力たっぷりの『マサキ』が一言発しただけで、女性陣の目が一瞬細めた。
きっと魅惑のバリトンボイスに、耳の奥がくすぐられたのかも。
「凄いですね。私たちの名前覚えてくれたんですか?」
私たちが居るテーブルの隣にソファーに近寄ってきたコウセイたちに、ジュリよりも先に珍しくサナが反応する。
体育会系だからか、礼儀とか重んじることに敏感なのかもしれない。
「きゃぁ! 嬉しい~! ジュリでぇす。宜しくお願いします」
勿論予想通りジュリも素早く対応するが、まるでどこかのお店にでもいるような錯覚を起こさせた。
「あはは! 名前覚えるの昔からの癖なんだよね。それにしても皆可愛いね~!」
「やっだぁ~! 良く言われます!」
冗談か! 本気か?
臆面もなくジュリはコウセイの褒め言葉に喜んでいる。
「ははは! ジュリちゃん面白いね~!」
そしてノリが良い者同士、早速掛け合いが始まりそうになった。
最初に私たちの存在に反応したのは背の高い若手講師の『ナツ』だった。
「おぉっ琴ちゃん! それと新顔の……ジュリさん、カレンさんとサナさんだよね」
ナツに続くように女性メンバーの名前を上げてきたのは、『コウセイ』だ。
さっきお昼に食堂で顔を見かけただけで、もう名前をインプットしているのは流石元敏腕営業マン。
普段ひょうきんなキャラだけど、気遣いは抜群だ。
だから今回ヤナセが受付担当の生徒を減らした分、コウセイが受付をすることになったのも頷ける。
「皆、お疲れ様……」
同じく今回受付担当に回った大人の魅力たっぷりの『マサキ』が一言発しただけで、女性陣の目が一瞬細めた。
きっと魅惑のバリトンボイスに、耳の奥がくすぐられたのかも。
「凄いですね。私たちの名前覚えてくれたんですか?」
私たちが居るテーブルの隣にソファーに近寄ってきたコウセイたちに、ジュリよりも先に珍しくサナが反応する。
体育会系だからか、礼儀とか重んじることに敏感なのかもしれない。
「きゃぁ! 嬉しい~! ジュリでぇす。宜しくお願いします」
勿論予想通りジュリも素早く対応するが、まるでどこかのお店にでもいるような錯覚を起こさせた。
「あはは! 名前覚えるの昔からの癖なんだよね。それにしても皆可愛いね~!」
「やっだぁ~! 良く言われます!」
冗談か! 本気か?
臆面もなくジュリはコウセイの褒め言葉に喜んでいる。
「ははは! ジュリちゃん面白いね~!」
そしてノリが良い者同士、早速掛け合いが始まりそうになった。

