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ラブカルチャースクール 3
第17章 Lesson KY

ヤナセも謎がいっぱいだけど、ラブカル講師の数だけそれはあるのかもしれない。
ミステリアスな特別の空間――――
ラブカルに、惹きつけられる理由の一つなのかも。
知りたいことは沢山あるけど、先ずは自分が何をするべきかを考えないといけないだろう。
それは――――
「もし変な話を聞いたら、まず担当のヤナセさんに報告します。何より自身が、形が見えていないものに惑わされないようにします」
生徒の時だって物凄く細やかな配慮があったのに、講師になってからもこれ程気を使って貰っている。
一人の存在に対してこれだけ沢山のことをしてくれいるのだから、大勢の生徒や講師を相手にしてきた二人の気遣いは、天文学的な域に達しているんじゃなかろうか。
そんな二人に自分のことで、これ以上手間を取らせたくなかった。
今私に出来ること――――謀略や下手な噂に惑わされないこと!
よくよく真実を見極めて、女性講師として早く成長することだ!
それを教えてくれたのは――――ヤナセだと思う。
ヤナセと同じレベルには一生かけてもなれないだろうけど、見習って相手を気遣える人間になりたい。
こんな風に師と仰げる人が傍にいるって、凄く贅沢な気がする。
そう思った瞬間、胸の奥がキュッと小さく疼く。
私って……幸せ者だな。
命懸けで愛せる人がいて、こうやって尊敬できる人たちがいて……。
ラブカルに出会うまで平凡に生きて来た自分に、人生観が変わるほどの衝動が起きるなんて、想像していなかったのだから。
女性講師は決して楽じゃないけれども、どんな困難を乗り越えていこうと思えるほど――――
凄く幸せを感じた。
ミステリアスな特別の空間――――
ラブカルに、惹きつけられる理由の一つなのかも。
知りたいことは沢山あるけど、先ずは自分が何をするべきかを考えないといけないだろう。
それは――――
「もし変な話を聞いたら、まず担当のヤナセさんに報告します。何より自身が、形が見えていないものに惑わされないようにします」
生徒の時だって物凄く細やかな配慮があったのに、講師になってからもこれ程気を使って貰っている。
一人の存在に対してこれだけ沢山のことをしてくれいるのだから、大勢の生徒や講師を相手にしてきた二人の気遣いは、天文学的な域に達しているんじゃなかろうか。
そんな二人に自分のことで、これ以上手間を取らせたくなかった。
今私に出来ること――――謀略や下手な噂に惑わされないこと!
よくよく真実を見極めて、女性講師として早く成長することだ!
それを教えてくれたのは――――ヤナセだと思う。
ヤナセと同じレベルには一生かけてもなれないだろうけど、見習って相手を気遣える人間になりたい。
こんな風に師と仰げる人が傍にいるって、凄く贅沢な気がする。
そう思った瞬間、胸の奥がキュッと小さく疼く。
私って……幸せ者だな。
命懸けで愛せる人がいて、こうやって尊敬できる人たちがいて……。
ラブカルに出会うまで平凡に生きて来た自分に、人生観が変わるほどの衝動が起きるなんて、想像していなかったのだから。
女性講師は決して楽じゃないけれども、どんな困難を乗り越えていこうと思えるほど――――
凄く幸せを感じた。

