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ラブカルチャースクール 3
第18章 I Lesson 5回目

三人共お互い引かずに睨み合って、ジュリVSサナ・カレンの抗争が今にも勃発しそうになっている。
恐る恐る横目でヤナセを見ると、いつもの穏やかな表情で私たちの様子を見守っていた。
あぁ、これは自分たちで収拾付けないといけないことなのだ――――
そう覚ると、私は意を決して勢いよく立ち上がった。
「これからレッスンだから、落ち着こうきゃぁっ!」
大きな声で三人を制止しようとしたら、靴の先が机の脚に引っ掛かり勢いのまま前につんのめっていく。
「琴海さん!」
「コトミっ!」
「きゃぁ!」
「おいっ!」
皆の慌てた声が、入り混じって聞こえてくる。
倒れて行くのは一瞬の筈なのに、自分の動きが何故かスローモーションに感じるのが不思議だな――――
なんて思っていたけどやっぱり一瞬で、気付けば私はジュリの胸の中にダイブしていた。
「ちょっとコトミ、大丈夫!?」
さっきまで突っかかってきていたジュリが心配そうな声で、私を支えるように背中に腕を回して、ギュッと抱き締めてくれている。
羨ましいくらい豊満なジュリの胸の中に顔が埋もれて、プワプワと柔らかくて凄く居心地が良い。
「うん……大丈夫。むしろ気持ちいいかも」
「もう~何言ってんのよ。本当にあんたは目が離せないわね~」
頭上からジュリの苦笑いが聞こえてきたけど、私を支えてくれる腕には力を込められていて、ジュリの優しさを感じる。
色々と誤解されそうなジュリだけど、心根は優しいんだと思えた。
胸に埋まっている私の姿に、サナも落ち着いたのか、静かに椅子に座ったようだ。
カレンのため息と、もう1人――――
クスクスと色っぽい笑みが聞こえてきてくる。
「では皆さま……本日のレッスン、宜しくお願い致します……」
最後はヤナセが、艶やかな笑顔で締め括ったのだった。
恐る恐る横目でヤナセを見ると、いつもの穏やかな表情で私たちの様子を見守っていた。
あぁ、これは自分たちで収拾付けないといけないことなのだ――――
そう覚ると、私は意を決して勢いよく立ち上がった。
「これからレッスンだから、落ち着こうきゃぁっ!」
大きな声で三人を制止しようとしたら、靴の先が机の脚に引っ掛かり勢いのまま前につんのめっていく。
「琴海さん!」
「コトミっ!」
「きゃぁ!」
「おいっ!」
皆の慌てた声が、入り混じって聞こえてくる。
倒れて行くのは一瞬の筈なのに、自分の動きが何故かスローモーションに感じるのが不思議だな――――
なんて思っていたけどやっぱり一瞬で、気付けば私はジュリの胸の中にダイブしていた。
「ちょっとコトミ、大丈夫!?」
さっきまで突っかかってきていたジュリが心配そうな声で、私を支えるように背中に腕を回して、ギュッと抱き締めてくれている。
羨ましいくらい豊満なジュリの胸の中に顔が埋もれて、プワプワと柔らかくて凄く居心地が良い。
「うん……大丈夫。むしろ気持ちいいかも」
「もう~何言ってんのよ。本当にあんたは目が離せないわね~」
頭上からジュリの苦笑いが聞こえてきたけど、私を支えてくれる腕には力を込められていて、ジュリの優しさを感じる。
色々と誤解されそうなジュリだけど、心根は優しいんだと思えた。
胸に埋まっている私の姿に、サナも落ち着いたのか、静かに椅子に座ったようだ。
カレンのため息と、もう1人――――
クスクスと色っぽい笑みが聞こえてきてくる。
「では皆さま……本日のレッスン、宜しくお願い致します……」
最後はヤナセが、艶やかな笑顔で締め括ったのだった。

