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ラブカルチャースクール 3
第18章 I Lesson 5回目
「はぁ~。さっきはどうなるかと思ったけど、何とか収まって良かった~」

結局私のドジで笑いを取って闇雲になった形だったけど、教室を出る時は皆落ち着いていた。

レッスン前に皆の心理状態を不安定にはさせたくなかったから今回はこれで良かったかもしれないけど、またちょっとした切っ掛けで、紛争が起きそうな予感がする。

「しょうがないのかな……でもこんなこと、しょっちゅう起こしたくないし……」

特にジュリとカレンは険悪だ。

世の中の人が皆仲良くは慣れないのは当たり前かもしれないけど、ラブカルの中では数少ない女性講師。

それもヤナセの元でこれからも一緒に、学んでいく仲間――――

何とかトラブルなく、仲良くやっていきたい。

「ゆっくり皆で話す時間とかあったらな~」

研修をこなして、ジムへ行って、帰ってもレポートを書くだけで時間が終われる日々。

休みの日は寮に引きこもって、勉強に追われていたりする。

「ストレスも、溜まるよね……」

こないだヤナセに店長のお店に連れて行って貰えたのは気分転換になったし、セイジに会えることも元気の源だ。

そう考えると、三人はどうやってモチベーションを保っているのかも気になってきた。

「今度の休みとかに、皆でお茶でもしようかな?」

ローブ姿でレッスン相手を待ちながら、女性陣とのコミュニケーション真剣に考え込む。

レッスン前に他のことが考えられるほど、今日は幾分気持ちに余裕が持てている。

その理由は、今回のレッスンの相手が新人講師ではないからだった。

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