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ラブカルチャースクール 3
第18章 I Lesson 5回目

現場に出ている講師の補習だから直ぐにレッスンに入るだろうと、ローブに着替えて待っていて大丈夫とのことでスタンバイしておく。
講師を目指している時から、こういうレッスンが入ることは聞かされていたけど、慣れない新人研修が続いた後だけに、正直少しホッとしていた。
「講師になっても、前もって誰が相手かは教えて貰えないのは変わらないんだよね」
それだけはラブカルの拘りなのだろうか、相手が解るまでの緊張感は今でも健在だ。
「セイジ……な、訳ないか~」
明日から出張だし、準備で忙しいだろう。
それにセイジくらいのベテランになってまで、補習をする必要はないような気がするし――――
「え……て、いうことは……セイジとのレッスンって、もしかしてない!?」
勝手に思ってしまった予想に、一気に気持ちがブルーになっていくのを慌てて首を振って払う。
さっきの女子紛争で凝りたにも関わらず、またしてもセイジのことでドツボ嵌る所だった。
今だにセイジのことで、一喜一憂してしまうのは悪い癖だ。
そう何度も自分に言い聞かせているのに、私の世界はセイジでグルグルと回り出す――――。
目を瞑り、ガクッと肩を落とし
「いい加減……卒業しないとだよね」
そう自分に言い聞かせる。
レッスンモードへ気持ちを切り替えようと、再び今日の相手が誰かを考えることにした。
「補習と言えば、前にナツが講師生命を賭けて頑張ってたっけ……もしかして今日はナツ!?」
勝手な予想で盛り上がりかけた時――――
「ブッブゥ~! 残念、 違いまぁ~す!」
独り言に突如、合いの手が入ってきた。
講師を目指している時から、こういうレッスンが入ることは聞かされていたけど、慣れない新人研修が続いた後だけに、正直少しホッとしていた。
「講師になっても、前もって誰が相手かは教えて貰えないのは変わらないんだよね」
それだけはラブカルの拘りなのだろうか、相手が解るまでの緊張感は今でも健在だ。
「セイジ……な、訳ないか~」
明日から出張だし、準備で忙しいだろう。
それにセイジくらいのベテランになってまで、補習をする必要はないような気がするし――――
「え……て、いうことは……セイジとのレッスンって、もしかしてない!?」
勝手に思ってしまった予想に、一気に気持ちがブルーになっていくのを慌てて首を振って払う。
さっきの女子紛争で凝りたにも関わらず、またしてもセイジのことでドツボ嵌る所だった。
今だにセイジのことで、一喜一憂してしまうのは悪い癖だ。
そう何度も自分に言い聞かせているのに、私の世界はセイジでグルグルと回り出す――――。
目を瞑り、ガクッと肩を落とし
「いい加減……卒業しないとだよね」
そう自分に言い聞かせる。
レッスンモードへ気持ちを切り替えようと、再び今日の相手が誰かを考えることにした。
「補習と言えば、前にナツが講師生命を賭けて頑張ってたっけ……もしかして今日はナツ!?」
勝手な予想で盛り上がりかけた時――――
「ブッブゥ~! 残念、 違いまぁ~す!」
独り言に突如、合いの手が入ってきた。

