この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 3
第18章 I Lesson 5回目
現場に出ている講師の補習だから直ぐにレッスンに入るだろうと、ローブに着替えて待っていて大丈夫とのことでスタンバイしておく。

講師を目指している時から、こういうレッスンが入ることは聞かされていたけど、慣れない新人研修が続いた後だけに、正直少しホッとしていた。

「講師になっても、前もって誰が相手かは教えて貰えないのは変わらないんだよね」

それだけはラブカルの拘りなのだろうか、相手が解るまでの緊張感は今でも健在だ。

「セイジ……な、訳ないか~」

明日から出張だし、準備で忙しいだろう。

それにセイジくらいのベテランになってまで、補習をする必要はないような気がするし――――

「え……て、いうことは……セイジとのレッスンって、もしかしてない!?」

勝手に思ってしまった予想に、一気に気持ちがブルーになっていくのを慌てて首を振って払う。

さっきの女子紛争で凝りたにも関わらず、またしてもセイジのことでドツボ嵌る所だった。

今だにセイジのことで、一喜一憂してしまうのは悪い癖だ。

そう何度も自分に言い聞かせているのに、私の世界はセイジでグルグルと回り出す――――。

目を瞑り、ガクッと肩を落とし

「いい加減……卒業しないとだよね」

そう自分に言い聞かせる。

レッスンモードへ気持ちを切り替えようと、再び今日の相手が誰かを考えることにした。

「補習と言えば、前にナツが講師生命を賭けて頑張ってたっけ……もしかして今日はナツ!?」

勝手な予想で盛り上がりかけた時――――

「ブッブゥ~! 残念、 違いまぁ~す!」

独り言に突如、合いの手が入ってきた。

/961ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ