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ラブカルチャースクール 3
第18章 I Lesson 5回目

コウセイの明るさに、口元が自然と綻ぶ。
「ありがとう、もう大丈夫だよ」
「そっか、そっか。じゃぁ改めて、再会のぎゅうぅ~を……」
「いえ! ぎゅうぅはもう充分だから!」
「ガーン!! マジで!?」
「あははは!」
何処までもぎゅうぅに拘るコウセイが面白くて、本気で笑ってしまった。
お腹を抱えて笑う私に、コウセイは渋い顔をして傍にあった机に寄り掛かる。
「だってさぁ~受付の担当が増えたら、中々ぎゅうが出来なくなったんだよね。俺の元気の源なのに」
「はぁ~そうなんですか? 担当の生徒さんに抱き付いているかと思った」
「いくら俺でも、そこまで見境なくはないよ」
笑い泣きした目元を拭いながら思ったまんまを口にすると、コウセイも笑顔で気さくに答えてくる。
今まで四天王を始め、色んな講師が担当になってくれたけど、特にコウセイは気兼ねしないから話し易い。
別れた旦那と同い年ということで担当に選んだコウセイだけど、今まで色んなことを相談に乗って貰って沢山励まして貰っていた。
旦那とも、こうやって話せていたなら今頃私はここに居なかったのかもしれないと思うと、微妙な気持ちになるけど――――。
苦い思いを打ち消すように、話題を今日のレッスンのことに切り替える。
「そういえば、今回のレッスンって補習って聞いていたんだけど、何でコウセイさんが補習なんて受けるんですか?」
ラブカルでも一握りの受付担当に選ばれるくらいの実力があるコウセイが、わざわざ補習を受ける必要があるのだろうか?
何か別の理由があるような気がして、ならなかった――――。
「ありがとう、もう大丈夫だよ」
「そっか、そっか。じゃぁ改めて、再会のぎゅうぅ~を……」
「いえ! ぎゅうぅはもう充分だから!」
「ガーン!! マジで!?」
「あははは!」
何処までもぎゅうぅに拘るコウセイが面白くて、本気で笑ってしまった。
お腹を抱えて笑う私に、コウセイは渋い顔をして傍にあった机に寄り掛かる。
「だってさぁ~受付の担当が増えたら、中々ぎゅうが出来なくなったんだよね。俺の元気の源なのに」
「はぁ~そうなんですか? 担当の生徒さんに抱き付いているかと思った」
「いくら俺でも、そこまで見境なくはないよ」
笑い泣きした目元を拭いながら思ったまんまを口にすると、コウセイも笑顔で気さくに答えてくる。
今まで四天王を始め、色んな講師が担当になってくれたけど、特にコウセイは気兼ねしないから話し易い。
別れた旦那と同い年ということで担当に選んだコウセイだけど、今まで色んなことを相談に乗って貰って沢山励まして貰っていた。
旦那とも、こうやって話せていたなら今頃私はここに居なかったのかもしれないと思うと、微妙な気持ちになるけど――――。
苦い思いを打ち消すように、話題を今日のレッスンのことに切り替える。
「そういえば、今回のレッスンって補習って聞いていたんだけど、何でコウセイさんが補習なんて受けるんですか?」
ラブカルでも一握りの受付担当に選ばれるくらいの実力があるコウセイが、わざわざ補習を受ける必要があるのだろうか?
何か別の理由があるような気がして、ならなかった――――。

