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ラブカルチャースクール 3
第18章 I Lesson 5回目

トンネルを潜るかのように頭の奥がすぅっと、心地良い睡魔に吸い込まれ始める。
あぁ――本当に、寝ちゃいそう――――。
色付いていた思考に、徐々に幕が下り始めようとしていた――――が!!
「はぁぁぁ~。やっぱりレッスンしなきゃ駄目かな~」
寝ていたと思っていたコウセイが、突然大きな溜息を吐き出す。
「わっ! どうしたの?」
コウセイの声に驚いて、眠りに落ちる寸前で録画の巻き戻しみたいに意識が元に戻ったけど、眠気の余韻が若干頭をふらつかせている。
上体を少し起こしてコウセイを見ると、指先に摘まんでいるプラケースをジッと見て、眉間にシワを寄せていた。
そのプラケースはライトブルーの蓋のアルミ箔部分に『Kousei』とアルファベットで名前が印字されている――――
『特製コンドーム』。
コウセイバージョンは初めて見たかも!
「コウセイさんのゴムって、蓋が水色で綺麗だね!」
「えっ! 蓋!?」
コウセイの迷いとは裏腹に、ゴムケースのパッケージに反応した私に、サプライズ好きのコウセイも目を見開いて驚いている。
「うん! それぞれの講師に合わせてオーダーメイドなんでしょ? ハヤトのはシンプルに白だったけど、パッケージは皆同じだと思っていたから色付きもあるなんて可愛いね!」
こんな細かい所にも遊び心あるのは、ラブカルの良い所なんだけどなぁ。
セイジのも色付いているのかな?
出張から帰って来たら、聞いてみようかな!
――――などと呑気なことを考えながら、ゴムを食い入るように眺めた。
あぁ――本当に、寝ちゃいそう――――。
色付いていた思考に、徐々に幕が下り始めようとしていた――――が!!
「はぁぁぁ~。やっぱりレッスンしなきゃ駄目かな~」
寝ていたと思っていたコウセイが、突然大きな溜息を吐き出す。
「わっ! どうしたの?」
コウセイの声に驚いて、眠りに落ちる寸前で録画の巻き戻しみたいに意識が元に戻ったけど、眠気の余韻が若干頭をふらつかせている。
上体を少し起こしてコウセイを見ると、指先に摘まんでいるプラケースをジッと見て、眉間にシワを寄せていた。
そのプラケースはライトブルーの蓋のアルミ箔部分に『Kousei』とアルファベットで名前が印字されている――――
『特製コンドーム』。
コウセイバージョンは初めて見たかも!
「コウセイさんのゴムって、蓋が水色で綺麗だね!」
「えっ! 蓋!?」
コウセイの迷いとは裏腹に、ゴムケースのパッケージに反応した私に、サプライズ好きのコウセイも目を見開いて驚いている。
「うん! それぞれの講師に合わせてオーダーメイドなんでしょ? ハヤトのはシンプルに白だったけど、パッケージは皆同じだと思っていたから色付きもあるなんて可愛いね!」
こんな細かい所にも遊び心あるのは、ラブカルの良い所なんだけどなぁ。
セイジのも色付いているのかな?
出張から帰って来たら、聞いてみようかな!
――――などと呑気なことを考えながら、ゴムを食い入るように眺めた。

