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ラブカルチャースクール 3
第18章 I Lesson 5回目
「レッスン、する?」

「ほえ?」

『呪い』と言った後に、レッスンとはこれいかに?

「レッスン、するんですか?」

中断しない方がコウセイの立場的のも良いとは思うけど、本当にレッスンを進めていいのか一応確認をしてみると――――

「うん、最初に休息しようって言っておいてごめんね。このゴムの呪いには、どうも逆らえないんだよね」

「あ……そうか」

『呪い』の意味をようやく理解する。

思えばリクのレッスンだって、中断したかったけどリクは挿入だけはしようとしていた。

これもラブカルルール――
不正や報告と違いが生じないようになのか、使用済みゴムはスクールに提出しなければならないし、在庫管理もされている。

付着した体液で体調管理もしているみたいだけど、その分他の液体を付けるとかの誤魔化しは絶対できないのだ。

「確かに、呪いみたい……」

口元に手を当てて、神妙に呟いてしまう。

コウセイは器用におはじきでもしているみたいに、パッケージを手のひらと甲で転がし始めた。

「だろ~! 俺たちはこの薄っぺらいゴムにも縛られているんだよ。情けない話だよね~」

「スクールの事情だもん、情けなくはないよ。だけど、市販のゴムを使う人っていないの?」

ルールがあるのだから仕方ないとしても、ある意味一回でも特製ゴムを使えば報告とは辻褄が合わせられるのではないかな?

市販のゴムを使うことだって、可能なような気がする。

コウセイに訪ねながらも、頭の端にはセイジの顔が過っていく――――。

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