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ラブカルチャースクール 3
第4章 Lesson 休憩室

「お待たせしました~!」
「淹れたの琴ちゃんだろが」
「琴海さん、頂くね」
コウセイとマサキはナツからカップを受け取ると、早速飲みだす。
「うん! 旨い!!」
「あぁ……本格的な味がするね」
「ヤバ、旨いっす」
店長仕込みのドリップは、ラブカル講師も唸らせた。
「ありがとうございます! 飲んで貰えて私も嬉しいです」
レッスンでは毎回、講師たちに美味しいお茶を淹れて貰っていたのは楽しみの一つだったな。
自分も講師になって、皆に飲んで貰えるようになれたなんて感無量な気分になる。
使った器具を片付けようとしたら、背中からジュリの甘い声が飛んできた。
「コトミ~! 私たちも飲みたいなぁ!」
「えっ!? ジュリたちも飲む?」
思わぬリクエストに驚いて振り向くとカレンが透かさず手をあげて
「私はいいわ」
「私も、要らないから」
ハッキリと断ってきたのにサナも続く。
もう一回淹れるとなると時間が掛かるが、ここまでハッキリ断られるのもちょっと寂しかった。
「え~! 二人とも飲まないの~美味しそうじゃない」
二人の態度も気にせずジュリだけがコーヒーを所望していると
「あのねジュリ。コトミだって今さっきここに来たのよ。休憩させてあげなさいよ」
凄く淡々とカレンはジュリに言っているけど、内容は私に気を使ってくれていて思わず胸にグッときてしまう。
「私が淹れようか?」
更にサナも断ったのは、私の休憩を気にしてくれていたようだ。
やだ……二人とも、クールなのになんて心はホットなんだろ。
ジュリの絡みに戸惑うこともあるけど、カレンとサナの存在が心強く思えた。
「淹れたの琴ちゃんだろが」
「琴海さん、頂くね」
コウセイとマサキはナツからカップを受け取ると、早速飲みだす。
「うん! 旨い!!」
「あぁ……本格的な味がするね」
「ヤバ、旨いっす」
店長仕込みのドリップは、ラブカル講師も唸らせた。
「ありがとうございます! 飲んで貰えて私も嬉しいです」
レッスンでは毎回、講師たちに美味しいお茶を淹れて貰っていたのは楽しみの一つだったな。
自分も講師になって、皆に飲んで貰えるようになれたなんて感無量な気分になる。
使った器具を片付けようとしたら、背中からジュリの甘い声が飛んできた。
「コトミ~! 私たちも飲みたいなぁ!」
「えっ!? ジュリたちも飲む?」
思わぬリクエストに驚いて振り向くとカレンが透かさず手をあげて
「私はいいわ」
「私も、要らないから」
ハッキリと断ってきたのにサナも続く。
もう一回淹れるとなると時間が掛かるが、ここまでハッキリ断られるのもちょっと寂しかった。
「え~! 二人とも飲まないの~美味しそうじゃない」
二人の態度も気にせずジュリだけがコーヒーを所望していると
「あのねジュリ。コトミだって今さっきここに来たのよ。休憩させてあげなさいよ」
凄く淡々とカレンはジュリに言っているけど、内容は私に気を使ってくれていて思わず胸にグッときてしまう。
「私が淹れようか?」
更にサナも断ったのは、私の休憩を気にしてくれていたようだ。
やだ……二人とも、クールなのになんて心はホットなんだろ。
ジュリの絡みに戸惑うこともあるけど、カレンとサナの存在が心強く思えた。

