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ラブカルチャースクール 3
第4章 Lesson 休憩室

この流れでジュリも遠慮するかと思った――――ら!
「じゃぁ、私だけ飲もうかな~! どうせコトミも飲むでしょ?」
「えっ! あ……そうね……」
コーヒーが飲めない訳じゃないけど、紅茶党の自分としては折角だから高級茶葉を味わいたい。
でも、まぁいつでも飲めるから今回は久々にコーヒーにしておこうかな……。
そう自分に納得させ、気を取り直す。
「ちょっと待っててね。新しい粉、入れなおすから」
「やった~! 待ってまぁす!」
「ジュリ……あなたね」
「コトミ、私がやるよ」
諦めなかったジュリにカレンは呆れ顔になり、見かねたサナが代わりにドリップしてくれようとした。
「ありがとうサナ。でも大丈夫だよ」
元々お茶を淹れるのは好きな方だし、苦には思わない。
サナの気遣いに小声で返したけど、サナは誰かさんみたいな仏頂面になって
「でもさ、好き勝手させることはない」
結構大きな声で異議申し立てをしてきた。
ひぃぃぃ~!
サナって熱血漢!?
体育会系だから熱くなりやすいのかも??
いきなり女子講師の対立が始まっては、折角ラブカル革命をしようとしているヤナセの足を引っ張りかねない。
「あはは! 私も飲みたいから、皆も良かったら一緒に飲まないかなって?」
何とか丸く収めようとして、当たり障りなく言葉を選んでみたのに
「ほ~ら! コトミがそう言っているんだから皆で飲もうよ~」
ジュリがまた追い打ちを掛けてきた。
「じゃぁ、私だけ飲もうかな~! どうせコトミも飲むでしょ?」
「えっ! あ……そうね……」
コーヒーが飲めない訳じゃないけど、紅茶党の自分としては折角だから高級茶葉を味わいたい。
でも、まぁいつでも飲めるから今回は久々にコーヒーにしておこうかな……。
そう自分に納得させ、気を取り直す。
「ちょっと待っててね。新しい粉、入れなおすから」
「やった~! 待ってまぁす!」
「ジュリ……あなたね」
「コトミ、私がやるよ」
諦めなかったジュリにカレンは呆れ顔になり、見かねたサナが代わりにドリップしてくれようとした。
「ありがとうサナ。でも大丈夫だよ」
元々お茶を淹れるのは好きな方だし、苦には思わない。
サナの気遣いに小声で返したけど、サナは誰かさんみたいな仏頂面になって
「でもさ、好き勝手させることはない」
結構大きな声で異議申し立てをしてきた。
ひぃぃぃ~!
サナって熱血漢!?
体育会系だから熱くなりやすいのかも??
いきなり女子講師の対立が始まっては、折角ラブカル革命をしようとしているヤナセの足を引っ張りかねない。
「あはは! 私も飲みたいから、皆も良かったら一緒に飲まないかなって?」
何とか丸く収めようとして、当たり障りなく言葉を選んでみたのに
「ほ~ら! コトミがそう言っているんだから皆で飲もうよ~」
ジュリがまた追い打ちを掛けてきた。

