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第18章 I Lesson ５回目

不安のない疼きに身体を善がらせると、口に先端を含ませたままコウセイは、私の動きに合わせて器用にローブを脱がし始める。

「あっ……ふぅぅぅん……」

口から甘い声を漏らしながら、反射的にローブが脱がせやすいように腕を引こうとした――――ら

「ひゃっ！　あんっ！」

思い切り、乳首を吸い込まれた。

突然襲った衝撃に肩が竦み、その反動でローブの袖が片方脱げる。

途端、吸引力は弱まり、再び舌先で引っ掛けるように粒を転がしていく。

「は……はぁ……」

何だったんだ、今のは？
偶然というよりは、狙いを定めてされた行為に思えるんですけど！？

されるがままだった生徒の時とは、もう違う。

講師になった今なら、されている動きに意味があることを理解したい。

そしてそれを、レッスンに活かしたい――――

と思うのだけど、

「あぁぁぁっ！」

希望は快感の泡となって、儚く消えていった――――。

チュプ……

散々、胸を弄り倒したコウセイの口が、粒を解放して丘を下り始める。

なだらかな丘のせいか早々に麓に辿り着くと、舌先を硬く尖らせて肉原を散策していく。

「あひゃっ！　あっは！」

無抵抗なお腹の上は思いのほか敏感で、肉筆で曲線を描かれるのがくすぐったい。

筋トレはしていても、まだ全然柔らかいお腹のことなど、気にする余裕すらもなくて――――

「きゃっ！　あぁっ！　やんっ！」

地味な割には効果的な攻めに、肉原はプルンプルンと小さく揺れる。

その感触を楽しんでいるのかお腹攻めは結構長く続き、おへそを中心にしてコウセイの舌は、窪みの周辺で軽やかなターンを描いた。