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ラブカルチャースクール 3
第18章 I Lesson 5回目
何をされるか予想は付くけど、コウセイが触れるより前に、プルッと小刻みに身体が震えてしまう。

奥から零れだす蜜が、また少しシミを広げていくのが分かった。

「……っ」

声が出そうになるのを我慢して、グッと呑み込む。

コウセイの口元が、湖畔のテントへと潜り込んでいく――――

「……れ? あっひゃっ!」

――――かと思いきや、先を硬く尖らせた舌を宛てがい、太ももの内側から脚の付け根へ向かって、ツツツツーと線を引くように舐めあげた。

直球勝負じゃなかったぁぁぁ!!

だけど効果は絶大で、コウセイの舌を中心に半径三十センチ周辺に、快感の周波は一気に広がり、蜜窟の奥までジリジリと疼かせる。

あぁぁ――
いくらスタンダードの卒業レッスンとはいえ、ワンパターンな流れで進むわけないよね。

一瞬、自分の時のことを思い返しそうになったけど、慌てて記憶の途中から引き返す。

思い出したら、鼻血がでそうだ……。

コウセイとのレッスン中なのに、あのヘーゼルの光を蘇らせたら、意識ごと宇宙に飛ばされかねない。

別の意味でドキドキ仕掛けた気持ちを抑え込み、太ももをくすぐってくるコウセイの舌へ神経を集中させる。

「ん……はっ……」

ゾクゾクと局部を焦らす痺れに、意識だけではなく、血流も下腹部に集まってくるのを感じながら、今度は別のことが頭を過ぎった。

卒業レッスンを受ける生徒って、どんな感じの人なんだろう――――?

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