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ラブカルチャースクール 3
第18章 I Lesson 5回目

最終的にはそこに至る予定だが、思ったより呆気ない展開に思わず――――
「えっ……もう?」
驚きが口を衝く。
「最初に俺が、話し込んじゃったからさ~。時間がなくて! 忙しなくてごめんね」
私の反応にコウセイは苦笑いを浮かべ、ローブを脱ぐ前に近くに置いておいたのだろう『呪いのゴム』を手に取ると、申し訳なさそうにそう言ってきた。
「あ、ううん! 大丈夫。そうだよね、時間ないもんね」
現実問題、確かに残された時間は少ない。
今時点、挿入できないほどのイレギュラーが起きていないから、遂行しないわけにはいかないし、もしタイムアップで挿入できないとなったら、特別講師を相手に何をしていたのだと、今回ばかりは責任問題になるだろう。
ただでさえトラブル続きだから、これ以上ヤナセに迷惑を掛けることは絶対に避けたい。
何よりコウセイの初の卒業レッスンを何事もなく、安心して迎えて欲しかった――――。
「そうだよ! そうだよ! サクッと挿して、済ませちゃおう!」
気まずくならないようにテンションを上げるつもりで親指を立てると、コウセイはブッと大きく息を噴き出して、私のお腹に顔を埋めそうになっている。
「コウセイさん?」
「ぶっ、くっくっ……サクッて……もう琴ちゃんは~」
テンションを上げようと思ったのに、逆に下げさせてしまったかと心配してしまったけど、コウセイは肩を揺らして笑っていたのでホッとした。
だけど私、何か変なこと言ったかな――――?
心の中で、チワワが首を傾げる。
結構長いことコウセイは肩を揺らし続け、落ち着いてくると手の甲で口元を拭って、ようやく顔を上げて
「折角久々の琴ちゃんとのレッスンだから、サクッとは言わず、きっちり気持ち良くなって貰わないとね~」
そう言ったコウセイの口元には、意味深な笑みが浮かんでいた――――。
「えっ……もう?」
驚きが口を衝く。
「最初に俺が、話し込んじゃったからさ~。時間がなくて! 忙しなくてごめんね」
私の反応にコウセイは苦笑いを浮かべ、ローブを脱ぐ前に近くに置いておいたのだろう『呪いのゴム』を手に取ると、申し訳なさそうにそう言ってきた。
「あ、ううん! 大丈夫。そうだよね、時間ないもんね」
現実問題、確かに残された時間は少ない。
今時点、挿入できないほどのイレギュラーが起きていないから、遂行しないわけにはいかないし、もしタイムアップで挿入できないとなったら、特別講師を相手に何をしていたのだと、今回ばかりは責任問題になるだろう。
ただでさえトラブル続きだから、これ以上ヤナセに迷惑を掛けることは絶対に避けたい。
何よりコウセイの初の卒業レッスンを何事もなく、安心して迎えて欲しかった――――。
「そうだよ! そうだよ! サクッと挿して、済ませちゃおう!」
気まずくならないようにテンションを上げるつもりで親指を立てると、コウセイはブッと大きく息を噴き出して、私のお腹に顔を埋めそうになっている。
「コウセイさん?」
「ぶっ、くっくっ……サクッて……もう琴ちゃんは~」
テンションを上げようと思ったのに、逆に下げさせてしまったかと心配してしまったけど、コウセイは肩を揺らして笑っていたのでホッとした。
だけど私、何か変なこと言ったかな――――?
心の中で、チワワが首を傾げる。
結構長いことコウセイは肩を揺らし続け、落ち着いてくると手の甲で口元を拭って、ようやく顔を上げて
「折角久々の琴ちゃんとのレッスンだから、サクッとは言わず、きっちり気持ち良くなって貰わないとね~」
そう言ったコウセイの口元には、意味深な笑みが浮かんでいた――――。

