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ラブカルチャースクール 3
第19章 Lesson 女子会

いつ見ても後光が射しているヤナセに合掌しそうになる衝動を堪えながらも、状況が把握していない私は、間抜けな顔で教室を見渡す。
皆、まだ終わってないのかな?
「あ、いえ……」
「皆さんは……先に終わられたので、早目に休憩に行かれましたよ」
状況を問う前に、チワワの胸の内を当たり前にお見通しのヤナセが、これまた美しい笑顔を浮かべて教えてくれた。
ほぉぉ~と、その麗しさに溜息を吐きたいところだけど、現実はそれどころではない。
報告まで終わって休憩に行った三人に比べて、私一人時間ギリギリだった訳だ――――。
ベテラン講師のコウセイ相手でも早く終われない自分に、一気に自信がなくなりそうな気分になる。
「そ、そうですか! ……私が最後なんですね」
「えぇ……時間いっぱいレッスンされて、お疲れではないですか?」
勝手に自信喪失している私とは違い、ヤナセはあくまでも体調を気遣ってくれた。
教卓から優美な足取りでヤナセが傍まで寄って来ると、チビな私の目線に合わせやすいように身体を斜めに傾けてくる。
引力とは別の力が働いているかのように、ヤナセの髪が静かに頬を流れ落ちていく。
「琴海さんも……休憩にしましょう。報告伺いながら……お茶でもいかがですか」
「はい……ありがとうございます」
最初から一貫して変わらないヤナセの気遣いに、胸がジーンと熱くなる。
やっぱりヤナセは凄いな――――。
連続のトラブル続きで凹んでいる心に、ヤナセの優しさがいつも以上に深く染み込んできた。
皆、まだ終わってないのかな?
「あ、いえ……」
「皆さんは……先に終わられたので、早目に休憩に行かれましたよ」
状況を問う前に、チワワの胸の内を当たり前にお見通しのヤナセが、これまた美しい笑顔を浮かべて教えてくれた。
ほぉぉ~と、その麗しさに溜息を吐きたいところだけど、現実はそれどころではない。
報告まで終わって休憩に行った三人に比べて、私一人時間ギリギリだった訳だ――――。
ベテラン講師のコウセイ相手でも早く終われない自分に、一気に自信がなくなりそうな気分になる。
「そ、そうですか! ……私が最後なんですね」
「えぇ……時間いっぱいレッスンされて、お疲れではないですか?」
勝手に自信喪失している私とは違い、ヤナセはあくまでも体調を気遣ってくれた。
教卓から優美な足取りでヤナセが傍まで寄って来ると、チビな私の目線に合わせやすいように身体を斜めに傾けてくる。
引力とは別の力が働いているかのように、ヤナセの髪が静かに頬を流れ落ちていく。
「琴海さんも……休憩にしましょう。報告伺いながら……お茶でもいかがですか」
「はい……ありがとうございます」
最初から一貫して変わらないヤナセの気遣いに、胸がジーンと熱くなる。
やっぱりヤナセは凄いな――――。
連続のトラブル続きで凹んでいる心に、ヤナセの優しさがいつも以上に深く染み込んできた。

