この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 3
第19章 Lesson 女子会

『L-C-S女子寮』――――今私たちは、ラブカル女子講師専用の寮の一室に集まっている。
なんでこんなことになっているかといえば、発端は『ヤナセエスパー疑惑』の解明だ。
寮に帰ったら疑惑の真相を話してくれると言ったヨウコさんに、一つ提案をされた。
「折角だから、女子会しようよ!」
その鶴の一声で、『女子会』が決定!
ヨウコさんの部屋に、新人四人が結集されたのだった――――。
勝手にヨウコさんにライバル心を燃やしているジュリは、この申し出を断るかと思いきや――
「まぁ、来て欲しいなら行ってあげても良いわよ」
と、上からな態度で腕を組んで豊満な胸を強調された。
多分、ヤナセに関わる話に釣られたんじゃなかろうか。
カレンとサナは尊敬する先輩の誘いに、驚きと照れ臭さを見せていたけど、ジュリが居ることに何かトラブルが起きやしないかと不安そうにもしていた。
そんなこんなで、ラブカル女性講師による『女子会』決行されることになった――――のだけど、エスパー疑惑解明する間もなく私はサンドバッグ状態となっている。
「唇尖らすんじゃないのコトミ。子供みたいじゃない」
「うっ、ごめん!」
無意識にむくれてしまっていたことをカレンに指摘されて、慌てて突き出していた唇を口の中に閉じ込めた。
唇を隠した顔に、今度はヨウコさんとサナが笑いだす。
「あはっ! コトミちゃん、本当に面白いね~。話には聞いていたけど、見ていて飽きないわ~」
「え? 話って?」
「あ~、勿論ヤナセや、担当した講師たちから聞いたんだよ」
「そうなんですか……」
ヨウコさんはざっくばらんに言っているが、自分が知らないところで講師陣に自分の話題をされていることが、凄くくすぐったく感じてしまう。
セイジも、何かヨウコさんに伝えたりしているのかな――――?
そんなこと考えた途端、ヤナセでは感じなかった痛みが胸の奥に走った。
なんでこんなことになっているかといえば、発端は『ヤナセエスパー疑惑』の解明だ。
寮に帰ったら疑惑の真相を話してくれると言ったヨウコさんに、一つ提案をされた。
「折角だから、女子会しようよ!」
その鶴の一声で、『女子会』が決定!
ヨウコさんの部屋に、新人四人が結集されたのだった――――。
勝手にヨウコさんにライバル心を燃やしているジュリは、この申し出を断るかと思いきや――
「まぁ、来て欲しいなら行ってあげても良いわよ」
と、上からな態度で腕を組んで豊満な胸を強調された。
多分、ヤナセに関わる話に釣られたんじゃなかろうか。
カレンとサナは尊敬する先輩の誘いに、驚きと照れ臭さを見せていたけど、ジュリが居ることに何かトラブルが起きやしないかと不安そうにもしていた。
そんなこんなで、ラブカル女性講師による『女子会』決行されることになった――――のだけど、エスパー疑惑解明する間もなく私はサンドバッグ状態となっている。
「唇尖らすんじゃないのコトミ。子供みたいじゃない」
「うっ、ごめん!」
無意識にむくれてしまっていたことをカレンに指摘されて、慌てて突き出していた唇を口の中に閉じ込めた。
唇を隠した顔に、今度はヨウコさんとサナが笑いだす。
「あはっ! コトミちゃん、本当に面白いね~。話には聞いていたけど、見ていて飽きないわ~」
「え? 話って?」
「あ~、勿論ヤナセや、担当した講師たちから聞いたんだよ」
「そうなんですか……」
ヨウコさんはざっくばらんに言っているが、自分が知らないところで講師陣に自分の話題をされていることが、凄くくすぐったく感じてしまう。
セイジも、何かヨウコさんに伝えたりしているのかな――――?
そんなこと考えた途端、ヤナセでは感じなかった痛みが胸の奥に走った。

