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ラブカルチャースクール 3
第19章 Lesson 女子会
「え……えぇぇっ!?」

何でこのタイミングゥゥゥ――――?

質問の内容も聞かれたくないことだけど、今までの話の流れでいきなりこの質問が飛んでくるとは思いもよらなかった。

恐るべし――女子トーク!!

返答もさることながら、この先の話の展開も気を引き締めて挑まなければならないよね。

「それは……一人で色々考えたいこともあるし」

「はぁ~? そんなの寮に帰ってからいくらでも出来るじゃない」

当たり障りのない答えでは、やはり簡単には納得してくれないみたいだ。

「レッスン前に、瞑想というか……イメトレしたり……とか?」

返事したつもりが、語尾が疑問形で上がってしまう。

「イメトレ~? 今更じゃないの。それに新人講師のセックスにイメトレしても無意味じゃないの? レッスンじゃなくてもセックスなんて、やってみないと分からないもんじゃない」

「それは確かに、そうかもだけど……」

駄目だ――――ジュリの勢いに押されて、冷静に考えられなくなってくる。

これしきのことで動揺していたら、カリスマどころか女性講師の道からドロップアウトだ!

そうなるとラブカルの『掟』が改訂されても、セイジとのゴールインまでドロップアウトになってしまうではないか――――!!

暗黒の谷底の落ちていく哀れな自分の姿が脳裏に過った瞬間、全身が電撃に撃たれたみたいに震えた。

踏ん張れチワワ、負けるなチワワ――立つんだチワワァァァ――――!!

「でも……っ」

「今の発言は、ちょっと納得が出来ないんだけど」

満身創痍? でジュリに立ち向かおうとした途端、ザクッと氷の刃が振り落とされる。

「あ……あれ?」

チワワの闘志は、ものの数秒で藻屑と化したのだった――――。

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