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ラブカルチャースクール 3
第19章 Lesson 女子会

ドッカァァァ――――ン!!
突然の爆撃に私とジュリは同時に声を発したが、カレンとサナは驚きの余りか声すら出ていない。
モクモクと――怪しい煙が立ち込めていく気配――――。
ヤナセから頼まれた指令をヨウコさんが知っているのも衝撃だけれども、スクールの問題だし、信頼している講師たちは伝えてあるのかもしれない。
でも――そうだとしても、こんな女子会みたいな状況で、あっさり言って良い問題じゃない気がする。
ヨウコさんにも考えがあるのだろうけど、このまま話を続けさせて良いのだろうか?
『掟改正』に関わる重大な問題だし、話すならヤナセの口からの方が収拾付くと思うんですけどぉぉぉ――――特に、ジュリとか!!
何とか話を逸らそうと、恐る恐る声を振り絞る。
「ヨウコ……さん。それは……」
「あぁあ、大丈夫よ。この際、皆にも協力して貰おうよ」
えぇぇっ! 大丈夫なんですか!?
「ヨウコさん、一体何が起きているんですか?」
「私たちにも協力と言われても、話の内容次第です」
私が心の中でジタバタしている内に、驚きの声すら出していなかったサナとカレンが冷静な様子で真相を確認してきた。
流石普段からクールな二人――問題が発生しても落ち着いている。
この二人なら本講師として生徒を担当することになっても、冷静沈着に対応していけるだろうな。
そう思った途端、目の前にいる二人と自分の間に大きな差が開いていくような感覚に襲われる。
ひぃぃぃ! いけないっ!
ただでさえレッスンでも問題が多発している私は、本当に取り残されていってしまう!
そうならないためにも、ヤナセが直々に託してくれたこの任務を絶対真っ当しなければならないのだ!
負のループに落ちていきそうなのを堪えるように裂きイカを数本掴んで、気を引き締め直すと、気合を入れた私を確認したヨウコさんは、小さく微笑み爆破の鎮火を開始した。
突然の爆撃に私とジュリは同時に声を発したが、カレンとサナは驚きの余りか声すら出ていない。
モクモクと――怪しい煙が立ち込めていく気配――――。
ヤナセから頼まれた指令をヨウコさんが知っているのも衝撃だけれども、スクールの問題だし、信頼している講師たちは伝えてあるのかもしれない。
でも――そうだとしても、こんな女子会みたいな状況で、あっさり言って良い問題じゃない気がする。
ヨウコさんにも考えがあるのだろうけど、このまま話を続けさせて良いのだろうか?
『掟改正』に関わる重大な問題だし、話すならヤナセの口からの方が収拾付くと思うんですけどぉぉぉ――――特に、ジュリとか!!
何とか話を逸らそうと、恐る恐る声を振り絞る。
「ヨウコ……さん。それは……」
「あぁあ、大丈夫よ。この際、皆にも協力して貰おうよ」
えぇぇっ! 大丈夫なんですか!?
「ヨウコさん、一体何が起きているんですか?」
「私たちにも協力と言われても、話の内容次第です」
私が心の中でジタバタしている内に、驚きの声すら出していなかったサナとカレンが冷静な様子で真相を確認してきた。
流石普段からクールな二人――問題が発生しても落ち着いている。
この二人なら本講師として生徒を担当することになっても、冷静沈着に対応していけるだろうな。
そう思った途端、目の前にいる二人と自分の間に大きな差が開いていくような感覚に襲われる。
ひぃぃぃ! いけないっ!
ただでさえレッスンでも問題が多発している私は、本当に取り残されていってしまう!
そうならないためにも、ヤナセが直々に託してくれたこの任務を絶対真っ当しなければならないのだ!
負のループに落ちていきそうなのを堪えるように裂きイカを数本掴んで、気を引き締め直すと、気合を入れた私を確認したヨウコさんは、小さく微笑み爆破の鎮火を開始した。

