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ラブカルチャースクール 3
第20章 I Lesson 6回目
くぅ~、折角の打開策が早くも阻止される。

このまままた、ずっと受け身でいるしかないのか――――。

いくらワタリが監視しているからといって、こうやって挑発してくるあたり無事に終わるとは思えない。

やはり反撃できることは、こっちからも打って出た方がいいよね。

レッスンは始まったばかりだけど、ここまできたら戦ってやる――――!!

どんな理由があるか分からないけど、こんな恐怖心を煽るようなレッスンをする人をラブカル講師にはさせられない。

あのハヤトだって、セイジが絡んでいたから私には風当たりが強くなったけど――他の生徒さんには評判は良かったんだから。

ラブカル講師としてのプライドは、しっかり持っていた。

リクはまだ候補であって、完全な講師ではない。

ラブカルに通ってくる生徒が、安心して心から信頼できる講師に成長させて送り出すのだって、女性講師の役目な筈――――。

乳首を人質ならぬ乳質にされている間に、チワワなりに精一杯勇気を振り絞る。

時たまチクリと、小さな痛みが突起に走った。

私がどう出るか、伺っているのかな?

もし何かしら反撃に出たとしたら、リクは容赦なく乳首を噛んでくる可能性がある。

痛がったところで「うっかり歯を立ててしまいました」と言うだけだろう。

それを簡単に見逃すワタリとは思えないけど、リクの強かさは計り知れない。

ある程度の犠牲を覚悟してでも、リクを覆っている不可解なベールを剥がしたい――――。

だけど無茶をしてまた、ヤナセに迷惑を掛けることは避けたい――――。

うぅぅっ、これはかなり難しいんじゃないの!?

一気に色々と難しいこと考えていたせいか、頭が痛くなってきた。

「うぅぅぅ……」

額にずっしりと重たいものが圧し掛かってくる苦しさに、無意識に唸ってしまった――――途端、

「おい、待て」

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