この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 3
第20章 I Lesson 6回目

もっと重みのある声に、一気に額の重さが弾け飛ばされる。
顰めていた顔が一瞬で呆けて声が降ってきた天を見上げてみれば、厳つい――――強面の巨壁が聳え立っていた。
これにはリクも、流石に動きを止めて声の主を見上げる。
ロックオンされていた乳首が解放されて空気に晒されると、唾液で濡れた先端がひんやりとしたオブラートに包まれた。
チリチリ――――突起から微かな痛みが放出される。
「はぁぁぁ……」
迫力のある眼光に睨み付けられながらも、恐怖から解放された安堵感に心の奥から吐息が漏れた。
ホッと一息ついている私の上でリクは少し顔を上に向け、垂れる前髪の隙間から静かに巨壁を凝視している。
リクの表情はハッキリとは見えないけれども、見下ろしてくる四天王の目力を恐れている様子は感じられない。
低めの双丘を野晒しにしたまま、鷲と蛇の対峙を傍観してしまう。
先に沈黙を破ったのは――――。
「お前の性癖か?」
イーグルワタリだった。
それも普段、口数が少ない割には、直球を投げてくる。
『性癖』って――――ワタリの口から出きた瞬間、デッドボールでも食らったような衝撃が身体に走る。
ラブカル四天王――――恐るべし。
「……何がですか?」
いきなりの直球にリクも多少は戸惑いがあるのか、ワタリの出方を伺うように聞き返す。
「歯、立てていただろ。基本するな」
おおおおっ!
リクが乳首に歯を立てていたことに、ワタリは気付いていたんだ。
歯が見えるようにしていなかったのに、リクの口の中の動きが分かったなんて凄すぎる――――!
ワタリの発言に、リクの髪が微かに揺れる。
これにはリクも、少しは驚いたのかもしれない。
顰めていた顔が一瞬で呆けて声が降ってきた天を見上げてみれば、厳つい――――強面の巨壁が聳え立っていた。
これにはリクも、流石に動きを止めて声の主を見上げる。
ロックオンされていた乳首が解放されて空気に晒されると、唾液で濡れた先端がひんやりとしたオブラートに包まれた。
チリチリ――――突起から微かな痛みが放出される。
「はぁぁぁ……」
迫力のある眼光に睨み付けられながらも、恐怖から解放された安堵感に心の奥から吐息が漏れた。
ホッと一息ついている私の上でリクは少し顔を上に向け、垂れる前髪の隙間から静かに巨壁を凝視している。
リクの表情はハッキリとは見えないけれども、見下ろしてくる四天王の目力を恐れている様子は感じられない。
低めの双丘を野晒しにしたまま、鷲と蛇の対峙を傍観してしまう。
先に沈黙を破ったのは――――。
「お前の性癖か?」
イーグルワタリだった。
それも普段、口数が少ない割には、直球を投げてくる。
『性癖』って――――ワタリの口から出きた瞬間、デッドボールでも食らったような衝撃が身体に走る。
ラブカル四天王――――恐るべし。
「……何がですか?」
いきなりの直球にリクも多少は戸惑いがあるのか、ワタリの出方を伺うように聞き返す。
「歯、立てていただろ。基本するな」
おおおおっ!
リクが乳首に歯を立てていたことに、ワタリは気付いていたんだ。
歯が見えるようにしていなかったのに、リクの口の中の動きが分かったなんて凄すぎる――――!
ワタリの発言に、リクの髪が微かに揺れる。
これにはリクも、少しは驚いたのかもしれない。

