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ラブカルチャースクール 3
第20章 I Lesson 6回目

両手の指先がショーツのサイドに挟み込まれ、布越しに力が入ったのが伝わってくる。
――――腰を浮かせた方が良いかな?
物理的には、その方が脱がすのは楽になる筈だ。
だけど自分から動くより、リクがどう出るかも気になってしまう。
「あ……」
「ん?」
リクが何か思い付いたのか小さく呟いたけど、続きを言うことなく私の足の方に下がっていく。
後々のことを考えて、移動したのだろう――――まだ脱いでいなかったリクのローブの隙間から見えた胸元は、妙に色白で妖しげに感じた。
鍛え抜いているワタリの胸板の、半分くらいしかなさそうに見える。
まぁマッチョなリクは、流石に想像できないよね。
そんな寄り道思考をしていると、下半身が急に涼しくなった。
「あれ?」
「脱げました」
口元に笑みを浮かべているリクの手には、あっという間に脱がされているショーツが虚しくぶら下がっている。
早っ!
やっぱり侮れないは、バーテンダー!
日本バーテンダー協会からクレームがきそうな思い込みが、脳内に炸裂していく。
そんな私の脳内なんて知ったこっちゃいだろうリクは、膝を持ち上げてさっさとクンニの準備にかかっている。
「コトミさん、足を広げますね」
「……はい」
一応、配慮として声を掛けてはくるが、これではまるで病院みたいだ。
時間も迫ってきているから、手っ取り早くクンニ作戦にでたのに――――
『濡れる気がしない』。
またしても思考の寄り道をしている頃、すっかりクンニスタンバイは出来上がっていて、腰の下にご丁寧にクッションまでセッティングされていた。
拓かれた秘境に風が吹き抜ける――――。
途端、寒気が全身に走り、背中が震えた。
一瞬身を縮めた私に気付いたのか、秘境に顔を潜らせる前に声を掛けてくる。
「寒いですか?」
「うん……ちょっと」
実際身体が熱くなるようなことは然程していないし、私だけ真っ裸だし!
――――とは、言えないけど。
今は下手に中断するより、早く進めて貰った方が良いだろう。
すっかり私の頭も、義務的になりかけそうになっていると――――。
ここでようやくリクがローブを脱いで、
「すみません。余り動いてなかったですもんね」
一言詫びながら、まだリクの体温が残っているそれを私の身体に上に掛けてきた。
――――腰を浮かせた方が良いかな?
物理的には、その方が脱がすのは楽になる筈だ。
だけど自分から動くより、リクがどう出るかも気になってしまう。
「あ……」
「ん?」
リクが何か思い付いたのか小さく呟いたけど、続きを言うことなく私の足の方に下がっていく。
後々のことを考えて、移動したのだろう――――まだ脱いでいなかったリクのローブの隙間から見えた胸元は、妙に色白で妖しげに感じた。
鍛え抜いているワタリの胸板の、半分くらいしかなさそうに見える。
まぁマッチョなリクは、流石に想像できないよね。
そんな寄り道思考をしていると、下半身が急に涼しくなった。
「あれ?」
「脱げました」
口元に笑みを浮かべているリクの手には、あっという間に脱がされているショーツが虚しくぶら下がっている。
早っ!
やっぱり侮れないは、バーテンダー!
日本バーテンダー協会からクレームがきそうな思い込みが、脳内に炸裂していく。
そんな私の脳内なんて知ったこっちゃいだろうリクは、膝を持ち上げてさっさとクンニの準備にかかっている。
「コトミさん、足を広げますね」
「……はい」
一応、配慮として声を掛けてはくるが、これではまるで病院みたいだ。
時間も迫ってきているから、手っ取り早くクンニ作戦にでたのに――――
『濡れる気がしない』。
またしても思考の寄り道をしている頃、すっかりクンニスタンバイは出来上がっていて、腰の下にご丁寧にクッションまでセッティングされていた。
拓かれた秘境に風が吹き抜ける――――。
途端、寒気が全身に走り、背中が震えた。
一瞬身を縮めた私に気付いたのか、秘境に顔を潜らせる前に声を掛けてくる。
「寒いですか?」
「うん……ちょっと」
実際身体が熱くなるようなことは然程していないし、私だけ真っ裸だし!
――――とは、言えないけど。
今は下手に中断するより、早く進めて貰った方が良いだろう。
すっかり私の頭も、義務的になりかけそうになっていると――――。
ここでようやくリクがローブを脱いで、
「すみません。余り動いてなかったですもんね」
一言詫びながら、まだリクの体温が残っているそれを私の身体に上に掛けてきた。

