この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 3
第20章 I Lesson 6回目
両手の指先がショーツのサイドに挟み込まれ、布越しに力が入ったのが伝わってくる。

――――腰を浮かせた方が良いかな?

物理的には、その方が脱がすのは楽になる筈だ。

だけど自分から動くより、リクがどう出るかも気になってしまう。

「あ……」

「ん?」

リクが何か思い付いたのか小さく呟いたけど、続きを言うことなく私の足の方に下がっていく。

後々のことを考えて、移動したのだろう――――まだ脱いでいなかったリクのローブの隙間から見えた胸元は、妙に色白で妖しげに感じた。

鍛え抜いているワタリの胸板の、半分くらいしかなさそうに見える。

まぁマッチョなリクは、流石に想像できないよね。

そんな寄り道思考をしていると、下半身が急に涼しくなった。

「あれ?」

「脱げました」

口元に笑みを浮かべているリクの手には、あっという間に脱がされているショーツが虚しくぶら下がっている。

早っ!
やっぱり侮れないは、バーテンダー!

日本バーテンダー協会からクレームがきそうな思い込みが、脳内に炸裂していく。

そんな私の脳内なんて知ったこっちゃいだろうリクは、膝を持ち上げてさっさとクンニの準備にかかっている。

「コトミさん、足を広げますね」

「……はい」

一応、配慮として声を掛けてはくるが、これではまるで病院みたいだ。

時間も迫ってきているから、手っ取り早くクンニ作戦にでたのに――――
『濡れる気がしない』。

またしても思考の寄り道をしている頃、すっかりクンニスタンバイは出来上がっていて、腰の下にご丁寧にクッションまでセッティングされていた。

拓かれた秘境に風が吹き抜ける――――。

途端、寒気が全身に走り、背中が震えた。

一瞬身を縮めた私に気付いたのか、秘境に顔を潜らせる前に声を掛けてくる。

「寒いですか?」

「うん……ちょっと」

実際身体が熱くなるようなことは然程していないし、私だけ真っ裸だし!

――――とは、言えないけど。

今は下手に中断するより、早く進めて貰った方が良いだろう。

すっかり私の頭も、義務的になりかけそうになっていると――――。

ここでようやくリクがローブを脱いで、

「すみません。余り動いてなかったですもんね」

一言詫びながら、まだリクの体温が残っているそれを私の身体に上に掛けてきた。

/961ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ