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ラブカルチャースクール 3
第20章 I Lesson 6回目
突如のオーバーリアクションに一瞬リクの舌先は動きを止めたが、それもほんの数秒で何もなかったかのように花弁を舐めていく。

私はリアルな刺激よりも快感の記憶の余韻に縋りながら、蜜釜に火を点けようと奮闘を続ける。

そんな努力の成果もあってか、ヤナセ効果は期待以上にパワーを発揮した。

グツグツと下腹部が熱くなっていくのを実感すると、肌がほんのりと火照りだす。

「あ……はぁ……」

ちょっと反則技だけど、今は手段を選んではいられない。

急に順従になった私の身体の反応をリクはどう思うか――――?

頭の中身までは見えないだろうけど、リクなら異変に気付くだろう。

だけどお互いスムーズにレッスンを進めたい今、行為を中断することはデメリットしかないと思うから、このまま何事もなくラストスパートに入っていくことを願うばかりだ。

そのためにも脳内のヤナセフィルムをヘビーローテーションで回していく――――のだが、余りにも膨大な羞恥プレイに眩暈が起きそうになってきた。

どんどん身体中が熱くなっていき、肌に纏わりついていた汗が蒸発してしまいそうだ。

合わせてグツグツと煮えたぎってきた蜜釜からは、湧き上がった液体を放出しようと、肉筒に大量に垂れ流しだす。

血液のマグマが集中してきた噴火口は爆発を待ちわびるように、少しの刺激でも敏感に反応し始める。

粘膜の壁を伝って勢いよく流れ出る液体の存在に、快感に近い感覚が背中を走り抜け、小さく震わせた。

「ひゃっ! あぁぁ……」

途端、股間を覆っていたローブが、ゆっくりと手品のように空に浮く。

中身をかたどるように滑り落ちていくローブから、髪を少し乱したリクが、手の甲で口元を拭いながら現れた。

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