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ラブカルチャースクール 3
第20章 I Lesson 6回目
お化けぇぇぇ――――!?

ここまできて、弱気になっている私に追い打ちをかけるように脅しに来たのかぁ〜!!

と、思ったら――――。

「おい、余計なことするなよ」

暗雲の上から、更に大きな影を作った巨壁から、低く重たい声が降り注いだ。

オオウッ!
ビッグウォール、ワタリ!

声の主にまた新たなあだ名を付けつつ、立ち込めていた靄が晴れていく気分になる。

どちらに発せられたかは分からないけど、ワタリの凄みのある声にはリクも意表を突かれたのか、一瞬目を見開いて凍りついた。

「……余計なことって、例えば?」

挿入寸前でまさか自分が突っ込まれるとは思わなかったであろうリクは、平常心を保つためか、いつもより強張った声でワタリに問いかける。

正常位の体勢で両手がベッドに付いたまま、ワタリの方に微かに傾けたリクの顔は、無表情な仮面でも付けているかのように無機質に見えた。

そのリクの顔越しに見えるワタリの顔も角度のせいか、四天王の名の如く異様な迫力を放っている。

ワタリのイーグルアイが、鋭く光る――――。

「さっきチビの乳首を噛んだみたいなことだ。いちいち怖がらせるな」

恐ろしく怖い声で、リクを牽制してきた。

ワタリ殿――――!!
言っていることは有難いけど、それを貴方が言っちゃいますか――――!

今は心強い台詞だけど、過去のワタリとのレッスンややり取りを思い返すと、『いちいち怖かった』が殆どだった気がしてならない。

何気に天然なワタリに、場を弁えずに笑ってしまいそうになって、慌てて両手で顔を覆う。

可笑しさに吹き出しそうなのを我慢して唇をグッと結ぶと、これから開門予定だった下のお口もググッと力が入ってしまった。

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