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ラブカルチャースクール 3
第20章 I Lesson 6回目
小刻みに震えている私の様子に、ワタリとリクの間に漂っていた緊迫感が綻びだす。

「コトミさん?」
「どうしたチビ。何が可笑しい」

明らかに笑うような場面じゃないのに、笑ってしまったことの理由がワタリの棚上げだなんて、言える訳がなく――――。

「む……武者震いです」

明らかに苦しい言い訳にワタリは目を細め、リクは一瞬目を見開いた。

うっわぁ〜。
二人とも絶対心の中で『嘘だろ!』って、突っ込み入れていそう。

それに心配してわざわざリクを牽制してくれたワタリのことで、可笑しくなってしまったなんて言ったら、どんな雷が落ちるか分からない。

今更ながら自爆してしまったことに後悔してしても、もう遅い。

やり場のない羞恥心を誤魔化したくて、開いたままの股を閉じそうになったけど、リクが間に挟まっていたから、辛うじて踏み留まる。

そんな挙動不審な私の動きをこの二人が見逃す筈はないだろう。

恐る恐る見上げると、イーグルアイと目がかち合った。

叱られる!! ――――と思って口元が引き攣りそうになった私をワタリは、ジッと見下ろしながら言い放った。

「笑う余裕があるなら、しっかりやり遂げろ」

ワタリの言葉は相変わらず厳しいが、声と表情は優しく感じたような気がする――。

だけどやっぱり『武者震い』は通用していなかったお間抜けぶりに、内心苦笑いをしてしまう。

気恥ずかしさに唇を変形させていると、ここでリクが再び私の足を大きく開いてきた。

茂みを覆っていたローブがずり落ちそうになったが、辛うじて片足に引っ掛かり、ワタリへ死角を作る。

リクの肉槍の先が蜜の間の襖に宛てがわれ、隙間にのめり込む。

自分のもの以外の存在に、一瞬下腹部に力が入る。

「あっ!」

「コトミさん、挿れますよ」

「え、はいっ! っ!!」

リクは囁くような掛け声と同時に、一気に硬い槍を蜜床の奥まで突き刺してきた――――。

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