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ラブカルチャースクール 3
第20章 I Lesson 6回目

「あっ!」
少し熱を帯びた硬い物体が勢い良く自分の中に突っ込んできた感触に、ゾクゾクと背中に寒気が走る。
それは、快感には遠い存在に感じた。
相手がリクだから――理由はそれだけじゃない気がする。
容赦なく挿入された肉棒に、子宮が怯えているかのように萎縮した。
「動きますよ」
子宮の気持ちが伝わっていそうにないリクは、抑揚なく一言告げてくると、腰を前後に動かし始めた。
膣の粘膜にリクの槍が擦り付けられていく。
いつもなら徐々に熱くなる身体が、大蛇にでも巻き付かれたみたいに、寒気で包まれていきそうだ。
「っ……」
「痛いですか?」
「だ、大丈夫……痛みはないよ」
「そうですか。スピード上げていきますね」
「っ? う……ん」
何だろう――――?
元々、リクのプレイに愛は感じないけど、ますます義務的な行動に自然と疑問符が浮かぶ。
それにラブカルのレッスンでは、いきなりピストンから攻めてこない筈。
スタンダードコースは身体をより敏感にするために、性感帯の開発が主だ。
勢いで攻め立てて、イカせるようなことはしなかった。
あの俺様ハヤトだって、おっちょこナツだって、その辺りは心得ていた――と思う。
テクニックは持っているリクが、こんな素人みたいなプレイをしてくること自体、何か裏がありそうに思えてしまうのは、私もリクの毒に染められてきてしまっているのだろうか――――。
薄っすらと目を開けてリクの顔を見上げてみたが、ピストンのリズムに合わせて揺れる前髪に隠されて、リクの表情は分からなかった。
「はぁ……はぁ……ぁ」
グチュ、グチュ、グチュ――――。
単調に押し込まれる圧力に、ただの条件反射のように私の中の空気も水も、虚しく溢れた。
少し熱を帯びた硬い物体が勢い良く自分の中に突っ込んできた感触に、ゾクゾクと背中に寒気が走る。
それは、快感には遠い存在に感じた。
相手がリクだから――理由はそれだけじゃない気がする。
容赦なく挿入された肉棒に、子宮が怯えているかのように萎縮した。
「動きますよ」
子宮の気持ちが伝わっていそうにないリクは、抑揚なく一言告げてくると、腰を前後に動かし始めた。
膣の粘膜にリクの槍が擦り付けられていく。
いつもなら徐々に熱くなる身体が、大蛇にでも巻き付かれたみたいに、寒気で包まれていきそうだ。
「っ……」
「痛いですか?」
「だ、大丈夫……痛みはないよ」
「そうですか。スピード上げていきますね」
「っ? う……ん」
何だろう――――?
元々、リクのプレイに愛は感じないけど、ますます義務的な行動に自然と疑問符が浮かぶ。
それにラブカルのレッスンでは、いきなりピストンから攻めてこない筈。
スタンダードコースは身体をより敏感にするために、性感帯の開発が主だ。
勢いで攻め立てて、イカせるようなことはしなかった。
あの俺様ハヤトだって、おっちょこナツだって、その辺りは心得ていた――と思う。
テクニックは持っているリクが、こんな素人みたいなプレイをしてくること自体、何か裏がありそうに思えてしまうのは、私もリクの毒に染められてきてしまっているのだろうか――――。
薄っすらと目を開けてリクの顔を見上げてみたが、ピストンのリズムに合わせて揺れる前髪に隠されて、リクの表情は分からなかった。
「はぁ……はぁ……ぁ」
グチュ、グチュ、グチュ――――。
単調に押し込まれる圧力に、ただの条件反射のように私の中の空気も水も、虚しく溢れた。

