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ラブカルチャースクール 3
第21章 Lesson 予感

リクの表情が硬かったのはワタリに一喝されたからだろうけど、腹の中でなにを思っているんだろう?
てか最後の、『絶対負けない』って、何に??
前者は聞いてみたいけど、後者は聞かない方が良さげに感じる。
ダメもとで、前者の方を聞いてみることにした。
「リクも流石に、緊張したんじゃない? レッスンのこと何か言ってた?」
「う~ん。特に何も!」
「そっか……」
中身はないけど、一応回答は得られたと思って良いだろうか?
――――と思ったのは、甘かった!
「そんなことより、俺の時の立ち合い期待しててよ!」
自分が一番なアラタは、やっぱり自分の話しかしなそうだ。
「凄い自信があるね。誰が立ち合いの講師かは、まだ分からないんでしょ?」
ちょっと怖いけど、出来ることならアラタの時もワタリになってくれたらいいのに――――。
レッスンの結果よりも、ワタリに喝を入れられるアラタに期待したい。
思わずブラックチワワが発動してしまったが、私の嫌味などアラタは微塵も気にすることなく、マイウェイトークを続ける。
「立ち合い者が居ようとも、俺が一番コトミのことを気持ち良くさせられるから」
――――はい?
今、かなり問題発言を聞いた気がするんですけど。
「えっと……大事なのは、そこじゃなくないかな?」
まだまだだとは思ってはいたけど、ラブカル講師が何たるかから、勉強し直した方がいいのでは?
「ん? でも、気持ち良くならないとイケないだろ。何より身体の相性が俺たちバッチリだからさ、コトミも俺にしておきなよ」
???――――アラタの言いたいことが理解で出来ないのは、私に問題があるのでしょうか?
ヤナセとは別の意味で、アラタが宇宙人に思えてきた。
てか最後の、『絶対負けない』って、何に??
前者は聞いてみたいけど、後者は聞かない方が良さげに感じる。
ダメもとで、前者の方を聞いてみることにした。
「リクも流石に、緊張したんじゃない? レッスンのこと何か言ってた?」
「う~ん。特に何も!」
「そっか……」
中身はないけど、一応回答は得られたと思って良いだろうか?
――――と思ったのは、甘かった!
「そんなことより、俺の時の立ち合い期待しててよ!」
自分が一番なアラタは、やっぱり自分の話しかしなそうだ。
「凄い自信があるね。誰が立ち合いの講師かは、まだ分からないんでしょ?」
ちょっと怖いけど、出来ることならアラタの時もワタリになってくれたらいいのに――――。
レッスンの結果よりも、ワタリに喝を入れられるアラタに期待したい。
思わずブラックチワワが発動してしまったが、私の嫌味などアラタは微塵も気にすることなく、マイウェイトークを続ける。
「立ち合い者が居ようとも、俺が一番コトミのことを気持ち良くさせられるから」
――――はい?
今、かなり問題発言を聞いた気がするんですけど。
「えっと……大事なのは、そこじゃなくないかな?」
まだまだだとは思ってはいたけど、ラブカル講師が何たるかから、勉強し直した方がいいのでは?
「ん? でも、気持ち良くならないとイケないだろ。何より身体の相性が俺たちバッチリだからさ、コトミも俺にしておきなよ」
???――――アラタの言いたいことが理解で出来ないのは、私に問題があるのでしょうか?
ヤナセとは別の意味で、アラタが宇宙人に思えてきた。

